朝バナナの挑戦

タイトルになっている一句
稲妻や愛の直感疑わず
の素直さはすごくいいと思う。

旧仮名表記を用いる表記。
新仮名表記を用いる表記。
伝統的な文語。
話した言葉に近い口語。
つまり俳句は
文語で、旧仮名表記
口語で、旧仮名表記
文語で、新仮名表記
口語で、新仮名表記
の4パターンの書き方がある。

たまにカタカナで書く専門用語など使ってはいけないという人もいる。
しかし、それはちがう。
俳句には、使ってはいけない言葉なんてない。
使われた言葉がちゃんと必要でしっくり合っているかどうか、ちゃんと伝わってすっきりしているかどうかの問題なのだ。

天真爛漫な俳句にふさわしい言葉の使い方は、まだまだ可能性や発見があるかもしない。
先人たちが、今までたくさんの詩を詠み、可能性を開拓してくれたからこそ、いろいろな俳句を書くことができる。

ついつい慣れた俳句の書き方になりがちで、挑戦を忘れがちなので、のびのびとした素直さを感じる俳句の挑戦を応援したい。