ピンクちゃんのうた

西しまこ

竜歌物語――歓びと希望と

あたしはねピンクドラゴン 牙と爪鋭く尖り鱗も硬し


人間に卵のときから育てられ、されどあたしはしゅの矜持あり



アヤカちゃんとてもかわいい あたしをね連れてってくれたあたたかなうち


「名前はね、ピンクちゃんだよ」嬉しいな。鎖もなくて家族になった


大空を飛びゆくあたし。ヒロキくん背中に乗せて fly high 高く高く!



ヒロキくん、アヤカちゃんのね恋人よ。ふたり仲良しほわほわするよ


女子トーク、アヤカちゃんとねしてるんだ。かわいい秘密愛しい悩み


だいじょうぶ、伝わってるよアヤカちゃん。心配しないで勇気出してね


おつかいはヒロキくんとね飛んで行く。やさしい気持ち伝わってくる



だいすきになったふたりを 支えたい、力になりたい、幸せになろう!




知っている竜王の血をひいている。ドラゴンまとめた偉大な王の


お母さん、連れ去られたの人間に。故郷を思って泣いて弱った


ドラゴンの思念伝達頼もしい。歴史も文化も全て学んだ


いつかゆくドラゴンの国 竜王と血族と土地をこので見たい




森の上 低くゆっくり飛んで行く迷子探して「いたよあそこだ!」


この村は第二の故郷 村人がみんな笑顔でいるのが願い



真っ白なドレス着ているアヤカちゃんとってもきれい! happy happy 結婚式だ


赤ちゃんが生まれるんだよ大切な二人の子だよ 喜びに溢れ


ちっちゃくてふわふわ赤ちゃん宝物。光に満ちて涙出る




まっすぐに前向き行こう!明るいよ未来はきっと 思い届くよ


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ピンクちゃんのうた 西しまこ @nishi-shima

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ