第22話  校庭


雲間から木漏れ日が落ち

光の柱が世界を支える


白紙に描いた真っ直ぐな言葉に

私は時折恐怖すら覚える


窓の外の風につられてカーテンが揺れた


見え隠れする空の青さに

心は吸い込まれてゆく


無限の可能性がハードルを越えて

未来へと続く



その走る姿を


私は見たいと思う

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短編小説 「言の葉紡ぎ」 @kotonoha-tsumugi

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