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  • #n テラオービットへの応援コメント

    なるほど、こう来ましたか!
    人工の話や生き残りのAIの話ももっと読みたかった気もしつつ、それをあえて書かないことにこの作品の魅力があるのかもしれません。
    ともあれ、楽しませていただきました。
    また他の作品も読ませていただきたいと思います。
    (フォローしている作品が多くなりすぎており、少し先になってしまうかもしれませんが……)

    作者からの返信

    お楽しみいただけたようでなによりです。
    自分としてもよくできた連作SFだと自画自賛する作品で、自分の中のボーダーを無闇に上げてしまったと後悔してるくらいでww

    これ、2023年のKACのお題全7ワードに合わせて書いた(当然ながら、各話独立で執筆時間は2〜3日!)のって、すごくありませんw

    他作品の多くは現代ドラマです。
    ぼちぼちでも全然構いませんので!

  • さあ来いよ、のところでブルース・リーかな?と思いましたが、やはり……!
    動きがイメージできました!

    作者からの返信

    よかった! ちゃんとイメージしていただけたようで。

    まったくゼロの状態で理解していただくのはブライアン・オールディスレベルの神業が必要ですが、(一定年齢以上の)多くの方に共通の動画イメージならなんとかなるかと思い試してみた所存です。
    キモはヌンチャクですかねw

  • #4 ラストサピエンスへの応援コメント

    地球文明を異世界文明から捉え直すアプローチ、紙の本に高い価値を見出している異星人、AIが危機に際して行った行動の現代性……。いやぁ、こういうの大好きです。
    長くなさそうなのですぐ読み終わってしまいそうなのが惜しい。
    じっくり読ませていただきたいと思います!

    作者からの返信

    現代ドラマであればリアリティを担保したままシームレスな物語を書くことも可能なのですが、SFとなると時空間的に連続的な詳細世界を構築するだけの地力を持ち合わせないため、本作のような場面の切り取りが関の山となってしまいます。
    これを書いた時点(現在もほぼ同じw)の僕が駆使できる範囲の最大値が本連作短編集だと言えます。

    ともあれ、楽しんでいただけているのであれば幸いです。
    もうしばし、おつきあいください。

    (追加)
    前に気になっていた連作の順番を変えました。(#5を#3の前に移動し、ナンバリングのみ変更)
    もしもこの話の続きを読んでいないのであれば、三話目まで戻ってからお楽しみください。

  • #n テラオービットへの応援コメント

    えすえふでしたー

    作者からの返信

    嬉しい褒め言葉〜!

  • #n テラオービットへの応援コメント

    完結おめでとうございます。

    くじらさんのSF観を堪能させていただきました。やっぱりSFっていいですよね、希望が残るっていいですよね。私くらいの歳になると、希望は踏ん切りをつけることができなくなる毒薬になるんですが、でも、人生以外は、物語は、希望を残して終わりたいですよね。

    良い作品、ありがとうございました。新作を期待しています。

    作者からの返信

    完読、ありがとうございます。
    面白かったでしょ?
    「希望は劇薬」は耳が痛いww

    さて、前回いただいたコメントへの返信の続きです。

    多少後付けではありますが、本作において僕が掲げるテーマは以下の三つになります。

    (1)個々人の生活
    (2)ミーム
    (3)ガイア理論(巨視的宇宙の進化と変容)

    (1)は、そこに生きる人の個人としての振る舞いです。破壊を引き起こすとか世界を救うとかみたいな大仰なものでなく、ミクロな個人が生きて暮らしていく姿のワンシーンを切り取りたい、というものです。
    (2)は、知識や文化の意義と、その継承です。そこには血脈や種族は大きな障害にはならない。ただ、ミームを遺し繫げられればベスト、みたいな。
    (3)は僕自身が大事にしたいと思っている視座のひとつです。惑星の(宇宙の)変遷から考えれば、人類の歴史や功罪などなんのノイズでも無い、という宇宙的神視点ですね。その超絶に長い時間の中で、恒星や惑星は相互に影響しながら粛々と変移していく。たとえ知性が死に絶えていても。

    1979年にオクスフォード大学出版で発行されたジェームズ・ラヴロック教授の論文『Gaia: A New Look at Life on Earth』の原書を取り寄せ、その後邦訳された『地球生命圏 ガイアの科学』と照らし合わせながら読んだ僕は、「地球は比喩でなく一個の生命体」という彼のガイア理論に魅了されました。そこで繰り広げられるダイナミックな遷移や変化は、人間など一顧だにしない天文学的時間感覚の中で進んでいきます。当時注目されていた原発等高濃度核廃棄物の半減期(数百~数万年)を鑑みての環境への悪影響などについても、取り上げる必要などないと断じるほどの徹底ぶり。この感覚に、当時ハイティーン終盤だった僕などは大いにやられたものです。
    本連作の最後を締めるこの最終話は、完全にそのあたりに感化されていますね。

    >新作を期待しています
    ヤヴァイ!
    期待された!w

  • 前話と今回の話は本当にいいですね。今回の話で、前述していた(たしか四話)の話にリンクする感じで、視点が違うから多次元的に物語を見える感じがして・・・。

    私は、こういう感じの物語、メチャクチャ好きですね。最後に書こうと思ったんですが、折角なので今書いちゃいますね。私がこの話を同じプロットで書くとすると、こんな感じにします。

    1話:地球が滅びる時系列を示す
    2話:時系列をさかのぼって話していく、つまり地球が滅びる瞬間を書く
    3話:この話
    4話:4話の話
    5話:4話の科学技術がなぜ必要だったか必要性を書く
    6話:その必要性に迫られた当時の人々の様子や日々の生活を書く
    7話:地球の栄光の時代から6話の状況に追い込まれる話をかく
    8話:この流れを実は3話のラストサピエンスが解析している回想だったとここで読者に伝える。そして、ラストサピエンスは歴史に「if」はないと後悔する。しかし、ラストサピエンスは体を持たない脳だけ、知能だけの存在で、死ぬことさえできない。ただ永遠に人類の過ちについて考え続けるのが宿命の存在。そして、人類の歴史を1から、サルから進化して人になった時から考え始めるところで完結する

    かなぁ・・・。どうですか?

    作者からの返信

    最終二話をお気に召していただけて、とても嬉しいです。
    さらにレビューまで書いていただき、しかもそれがまた素晴らしいときている。本当に感謝の極みです。

    まぁじんこぉるさんの構成も面白そうですね。
    ギャラクシーで新たな(そして本当の)第二の人生を歩んでいる地球産AIが主格となる物語ですね。例えばXday直前の二か月の間に、シンギュラリティ超を達成したニコポンがネット上の他AIに向けて暗号化したファーストコンタクト情報を放流していたとして、それをラストサピエンス拾い上げてたとかすれば、多元地球の物語もインクルーズできますしね。

    本作の多元宇宙は、一瞬一瞬の分岐ごとに無限に増殖するツリー型世界線ではなく、時間という一方通行で不可逆な流れを並行して走っている複数の(無限数の?)宇宙です。だから時間の流れに「if」は無いのとミームを回想し繋いでいくというテーマはまったく齟齬がありません。

    ただ僕にとっての本作のテーマは、それらとは別にもうちょっとありまして。
    そちらについてはエピローグのコメントに返す形でお話しします。

  • うーん。この話は好き嫌い分かれる気がします。
    ちょっと難しい感じがします。といってもSFってそんな感じなんですけどね。

    でも、最後の引きはすごくいい感じがします。すごく期待感を持たせてくれる終わり方のですが、ごめんなさい、今日は寝ます。明日、また読みに来ますね!

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    「最後の引き」の怪鳥の叫びは、完全に初めから決まっていました。
    それに向かって突き進んだと言っても過言では無いw

    好き嫌いが分かれるのは格闘描写のところですかね。
    あれは他作品では見たことのない描写、みたいなものを目指してみました。僕を含めほぼすべての読者に馴染みのない描写(異種知的生命体の主観で見ている未知生命体の記録映像だからあたりまえ)なので、受信側(つまり読者)の経験や許容度、想像力の範囲等に思い切り左右されるはずです。
    そういう意味で、好き嫌いというより理解する気になるか否かみたいな分かれ道はあると思います。一応一般によく知られている映像記憶をテキストにしているのが僕としての最大限の読者サービスではあるんですが(というか、そうしないと面白くもなんともないw)。

    お疲れさまでした。ここまでコメントを残していただき大感謝です。
    明日以降の残り2話+エピローグも期待しちゃいますよw

  • #5 アナザーサイダーへの応援コメント

    並行世界ですか、、、一話に伏線があれば盛り上がるのに、、、惜しいと思っちゃいました。あ、いやいや。このタイミングでバンと出す手法もあるんですけどね。私はミステリー好きなので、どうしてもフラグを置いて回収するって形が好きなので・・・。

    でも、フラグ置いても最近の人って覚えていてくれないですしね。。。ここら辺、微妙ですよね。。。。

    作者からの返信

    フラグはね、ないんですよ、この連作。
    いや、ちょっとはあるのもあるけど。

    なにせ、それぞれのエピソードに有機的つながりはほぼ皆無ですから。
    同じ事象の任意の側面に対して、それぞれのエピソードが独立してレポートする。登場人物たちは自分の目の前にある状況しかわからないし、そこからしか考察も行動もできない。ズルは無し。
    それら全体の情報をつなぎ合わせることができるのは読者だけ、ですから。

    こういう形式です。としか言いようがないw

  • #4 ラストサピエンスへの応援コメント

    この展開は、王道ですけど、こういうのがいいですよね。ほっとします。SFぽくて。

    なんか、拗らせたSFとかよく見るんですが、こういうすっきりとしたSF、私、好きですよ!

    作者からの返信

    おお!
    ストレートに楽しんでもらえた。
    うれしい!

    この話は、トンデモな事象を抑揚を抑えたレポートでドキュメントするってことに注力しました。
    想像できる限りAIっぽく、と。

  • #2 グレイヴディガーへの応援コメント

    この小説は、一人称多元で話を展開させる感じですか? 前話と1人称の使い方も変わってるし、性格も変わってるので・・・。

    ただ、こういうレトリックって読みなれてない人は、混乱するので、各話で名前を出して、一人称が変わったことを早い段階で読者に教えてあげると、読みやすくなるかなと思います。はい。

    作者からの返信

    連作化は実は後付けで、はじめっからそれぞれ独立で書いてました。
    複数の接点での視界から浮き彫りにされる共通の事象、みたいな感じです。
    本連作に関しては、正直、読者に読みやすくという努力はあまりしてません。投げ出されたものから推理することを楽しんでほしい、って感じかも。
    ほんと不親切な作品ですよねw
    でも自分はこういうの読みたいって思ってるんでしょうね。

  • #1 レリックコレクターへの応援コメント

    Santa Feの時点で時代を感じてしまうのですが、コメディよりのSFって感じであっていますか? 私、個人としては地の文だけってのは凄く好きです。情景描写がもっとあった方が私の好みではあるのですが、最近の子は、これくらいの方がいいのかなぁ。と思わないでもないですが。。。はい。

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます。
    情景描写をもっと多め、ですか。
    次回は頑張ってみます。

    コメディよりの、ってわけではないんですが、「日常の合間の抜け」に現れる意図していないユーモアみたいなものを表せたらいいな、とは思ってます。


  • 編集済

    #n テラオービットへの応援コメント

    惑星の残骸から集めるお宝が、紙の本という場面は、読書好きにはジンとくる話でした。

    地球滅亡の原因が、とっても意外!

    次元のあちらとこちらで、様々なエピソードが積み重なる展開も、楽しかったです。

    タイトルは「ジ・エンド」だけど、
    希望のある、余韻を感じさせるラストも、素敵でした。
    面白かったです!

    作者からの返信

    蒼井さん、完走お疲れ様です。
    さらにお薦めレビューまで、ありがとうございます!
    気に入っていただけたようで、めっちゃ嬉しいです。

    連作短編なので感情移入はしづらかったと思いますが、自分でもとても気に入っている作品なので、こうやって褒めていただけると本当に感無量です。

    そのうちまた、こんな物語が紡ぎ出せるよう頑張ってみます。

  • ギャラクシーの人たち(人ではないですが)、よくぞここまで、炭素系生命体を推測してくれました。すごい。感謝。
    格闘技の、全く新しい描写様式ですね!
    面白いです!

    作者からの返信

    お楽しみにいただけているようで幸いです。
    ブルース・リーと判る動きを異星人の語りで表現する部分に注目してしてもらえたのも嬉しい。
    あれは、ヌンチャクを使った格闘を物理法則に注目して再現してみるという手法をとってみました。上手く描けていたかどうか、自分ではわかりませんが。

  • #5 アナザーサイダーへの応援コメント

    これが原因だったのですね!
    全く予想外でした。びっくりです。
    丸ごと全部だったら、まだ救いがあった、のでしょうか・・・(TT)

    作者からの返信

    正直にお答えします。
    第一話「レリックコレクター」を書いたときに滅亡の原因は考えついていませんでした。
    彼の信楽焼狸がもう少し大きかったら全球転移になったので、そうしたら地球上の生命体全滅みたいなことにはならなかったはずです。設定ミスって怖いですねえ(そういう問題じゃない!?w)

  • #4 ラストサピエンスへの応援コメント

    地球言語の復活(翻訳)が、生命体を介さずに、AIのみによって行われる、というのが、感慨深いです。

    作者からの返信

    ギャラクシーに登録されている知的生命体のほとんどは珪素系(シリコン)なので、自然発生生命体と人為起源生命体(AI)との垣根がとても低い、という設定です。
    地球生命体のような炭素系の方が稀少。

  • #1 レリックコレクターへの応援コメント

    こんにちは。
    崩壊した惑星で回収するお宝が、紙の本というのが、いいなと思いました。
    相棒AIの名前(ルイージと読むのでしょうか?)と、寝起きで機嫌が悪い点も、面白いです。

    作者からの返信

    蒼井さん、ご感想ありがとうございます。

    元々は、昨年のKAC初日のお題「本」から書き出した物語です。
    実は連作7本は、すべて昨年KACに出題された7つのお題に対応しています。

    相棒AIの名前、確かにそう読むこともできますね!
    いや、完全に偶然ですが、今後はそう答えることにいたしますww