ノリノリで自殺した暗殺者、目を覚ますとドラゴン(深層のボス)に転生したようで、怠惰(自称)に生きてみようと思います
ちーずけーき
第1話−暗殺者さん、ノリノリで自殺する
僕のことはアスタリト
平民だから姓はないよ
昔、母に売られてね
今は暗殺者、、、っだけ?として働いてるんだ
もう今年でひぃふぅみぃ、、、18年目だね!
僕が暗殺者として働いてるのは簡単!
人の苦しんでる醜い顔が見えるから。あはは
想像しただけで思わず笑みが溢れちゃう
人を殺すのってとぉーっても楽しいんだぁ
でもねぇ僕がまだ試してないことが一つあるんだぁ
「自殺することだよねぇ。痛みって面白いのかなぁ。楽しみだなぁ。あはは」
僕が死ねばみんな喜ぶし
僕自身も新たな挑戦を達成できて喜ぶしぃ
Win-Winじゃない?
『アスタロト,依頼が入った。バーガナ公爵を殺せ。なるべく隠密にだ』
依頼ぃ?
そんなモノつまらないからやんないよぉ
めんどくさいもんねぇ
だって僕は"そんなモノ"よりもっと面白いことするんだもん
じゃぁこれで総帥さまともお別れだねぇ
「そんなもん受けるわけ無いじゃん。バイバイジジィ。パパとママは元気にしてるかなぁぁぁぁぁぁぁ????」
ははは。死ぬ前に僕の渾身の煽りを入れておいたよ
下を見ると約100m下の地面が見える
じゃあね、ジジィ
飛び降りてズシャリと内蔵が潰れた音が響く
わぁ、自殺ってなんて気持ちいいんだろう?
次の人生があったら違う死に方もしてみたいな
他者に殺されるとか?
僕を超える実力者がいたら面白そう
でもこの世界では"いなかった"
空は、ウザいほど晴れていた
僕と真逆みたいで
少し苛ついたのは気のせいかな???
僕の人生は最後まで狂っていだようだ
『ピロリン!個体名 アスタロト が 自殺 。今直ぐ個体名
中性的な声が頭に響く
うっざ
今日僕ウザいって感じたの何回目?
ゆっくりと意識が離れていく
僕って本当に、忙しい人生だったなぁ
◆◆◆◆
無意識に目が覚めた
いや?なんで僕自殺したはずなのに生きてるんだろ?
人生って不思議だねぇ
ぐるりと見渡すとあたり一面屍、屍、屍
鏡が唯一隅に置いてあった
うわぁなんか僕の自室に似てる感じがする
屍を除けばね
鏡を見ると僕の顔が写った
でもちょっと違うねぇ
黒髪が白髪になって足元まで伸びてるし
頭には邪魔そうなまっすぐピンと立った銀色の立派な角が生えている
目は碧眼になってるけど...
服はなんか変わった服を着ている
確か前の世界で異世界から召喚した子たちが来ていたような...?
なんだっけ?
ぱーかーって言うんだよね?
身長は...変わんないね
この顔ホント嫌だなぁ
この顔のせいでよくストーカー行為してくる奴が沢山いて面倒なんだよぉ
特徴的な目の瞳孔
猫の目みたい
これ多分龍種だねぇ
こんな瞳持ってるのそんぐらいしかいないもん
しかも多分上位種の
まぁ鏡とにらめっこするのはこのぐらいにして
部屋には一つドアがあるね
開ければいいのかな?
ドアに近づくと細いドアノブがあった
本気で握ったら折れそうなぐらいの
嫌がらせかなぁ
ノリノリで自殺した暗殺者、目を覚ますとドラゴン(深層のボス)に転生したようで、怠惰(自称)に生きてみようと思います ちーずけーき @04110411
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