第77話 【まさかの21kpv感謝!】この人たちには問題がある。 📚1
学園から戻って、ひとりで料理したよ。
もち麦と夏野菜のリゾット
もち麦 100g おろしニンニク 小さじ1 玉ねぎ 1/2個 にんじん 1/4本
なす 1本 ピーマン 1個 ベーコン 30g 水 200㏄ カットトマト缶 1缶(400g) コンソメ顆粒 小さじ2 塩 ひとつまみ 黒こしょう 適宜 オリーブ油 小さじ2 粉チーズ 大さじ2
夏野菜を炒めて簡単リゾット! 夏バテ起きないし! 家族は喜んで食べたよ。
パクパク
それから僕は2階の部屋に戻って、魔道扇風機をブォー。
僕はクソゲーを愛す。ラストリベリオンは不朽の名作だ。世間の評価はおかしい。
これはクソゲーを越えたクソゲーなんだ。再評価されるべきだ。
ただ、僕の声は世界に届かない。
僕の魔道映像配信学園のクラスには障がい者のクラスメイトがいる。
ルッツだ。ルッツは障がい者だけど明るくて、クラスの人気者でよくスポーツに参加する。車いすでサッカーもするのは魔道車いすが行き渡った現在だと当然の状況だ。
イケメンのルッツが今日、放課後、教室で車いすをすいーーと走らせて行って、エルネに急接近して焦った。
な!? まさか、ルッツ、エルネを口説く気じゃ?
「なあ、エルネ。今度一緒にダンジョン潜らねえか? 俺も魔法が得意だから、一緒に活躍できると思うぜッ。俺と一緒に活躍しようぜッ」
「のじゃーーー♪ いいのじゃーーー♪ ダンジョン中継コラボなのじゃーーー♪」
焦った僕、動けないよ。ただ・・・
「おいッ。ポップ。お前も一緒にどうだ? 一緒にダンジョン行こうぜっ」
!!!!
ルッツのヤツ、僕がエルネを好きなのを気を使って僕も誘ってくれたんだ。エルネと仲良くなるチャンスをくれるって、ルッツいいヤツ。
これは障がい者を徹底的にプッシュするしかないでしょ!
全部世界を障がい者で破壊してやれ。
僕がカクヨムの本を紹介すると、世界が本のすごい力によって破壊されて、新たな世界ができるんだよね。やっちゃおー。
僕は家に帰って、本とタイトルを紹介、動画配信したよ。
👹「ごぶごぶ」
【まさかの21kpv感謝!】この人たちには問題がある。
「障害を持っても明るいキャラ!? 素敵です。冒頭に出てくるのは、その弟にかわいく付きまとう姉。うーーん。実にいい設定で、物語の冒頭を彩っています。ここからさらに元気な障がい者の彼にどんな素敵な仲間が出てくるんでしょう。楽しみにせざるをえません。さあ、開いてください。長く書かれていますし、絶対に面白い作品ですよ。魅力的なキャラクタたちに、是非、触れてみてください」
↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054954414462
ん。バズらない。惜しい! ゴブリンが視聴して★73評価をつけた。
のじゃツンなエルネが本にデレてコメントをくれた。
「元気な障がい者が好きじゃーーーーーー! ハンデキャップを負う人間ががんばる姿ってメチャクチャかっこいいーーーーーー!」
その日、突然、世界から障がい者パイロットというのが多量に発生した。
障がい者が機械ロボットのエリートパイロットになり、世界に襲い来るモンスターと戦い始めたのだ。
アメリカ大統領が世界に向かって宣言した。
「もはや、障がい者という言葉はない。彼らは世界に選ばれたエリートなのだ。今から彼らを、ネオタイプと言って、世界を守るために大量に軍隊に配備しよう。我々人類の脅威はすべてネオタイプが駆逐してくれるであろう」
それからはすごいことになった。世界を襲うモンスターたちが、ネオタイプにより次々に駆逐されて行ったんだ。
「いっけぇーーーー!!! 障がい者の俺たちネオタイプの力をみろぉおおお。俺たちに敵はねぇええええええええええっ」
ぐしゃぼきばき どす
「ぎゃああああああああああああ」
うーーん。今回の世界の破壊はわりとうまく行ったかな?
障がい者が社会進出して、すごい活躍しまくってるよー。
みーーーんな、キラキラした目で、世界を守ってる。素晴らしい。
僕の手のひらの中で、龍のルルイが言った。
「逆境をはねのける意志のある人間の姿は美しい。なんにせよ、人間というのは大勢のすべてがハンデを持って生きているのが普通だ。だが、そのハンデを圧倒的に無視しながら生きられる人間がいたとしたら、それはどんなに美しいドラマになるのだろう。そういう本を見つけたとき、俺は最上の快楽とともに、強いドラゴンに育つための力を得ることができるのだ。面白い本というのはあるものだ。美しくて好きだ」
僕とエルネの恋はまだまだバズらない。クソゲー補完計画もまだ道途中だ。
さあもっと世界を破壊しよう。世界をメチャメチャにしてやるんだ。
テキトーいこー♪
僕は次の本を選んだ。
==========👅本の道選択============
📚1 ゼッケンをもらえなかった部活少年の挫折の本。
https://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659183282658
📚2 かにたまの本
https://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659059629667
📚3
📚4
🌟時間を戻すhttps://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659168397315
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