第45話 普通の日本人 📚4

学園に行き戻って、今日も僕が料理を担当。今日は魚料理だ。


野菜たっぷりアジの南蛮漬け


アジ3枚おろし 3尾分 玉ねぎ 1個 にんじん ピーマン 2個 片栗粉 大さじ3杯位 寿司酢 50cc みりん 大さじ1 酒 大さじ1 しょうゆ 大さじ1.5 赤唐辛子輪切り 1本分 塩胡椒 適量 揚げ油


漬けダレを使う。野菜と小麦粉をまぶした味を焼いて完成! 家族は喜んで食べた。


パクパク


いつもの一日をわりと無難に終えて、僕は部屋に戻ってわくわくしながら、クソゲー、北斗の〇5をプレイ。時を忘れて遊んだ。


アクションゲームなのに、RPGになってて、アクションを予想していた大勢の人間がブーイングで、クソゲー扱いされた。


ただ、いい作品なんだよ。ヒロインが可愛くて、死んでしまうのが悲しい。


なんだか、ふと、こういう人間が描かれた本ってあったらいいなと思って、僕は父さんに夕食を終えた後に聞いたんだ。


すると、父さんは魔道新聞を読んでお茶を飲んでいたんだけど、それから、アゴをボリボリしながら、ひとつの作品のタイトルを教えてくれたんだ。


僕は本を紹介、動画配信したよ。ルルイもきっと気に行ってくれると思うんだ。


👹「ごぶごぶ」


普通の日本人


「普通の日本人の日常を描いてると思ったら大間違い。実に色々な現実をはらみながら生きてる記号で記される現実の数々。本を読んだだけであっと驚くような日常のありさまとそして、見事に表される日常と非日常、社会の現実の裏が透けて見えるような作品になっています。うーん。実に興味深い。読むと嵌りますよ。新読書体験!」

https://kakuyomu.jp/works/16817330658864141238


ん。バズらない。惜しい! ゴブリンが視聴して★3評価をつけた。


のじゃツンなエルネが本にデレてコメントをくれた。


「ディープな現代ドラマで好きじゃーーーーーー!」


ルルイがスマホの中で笑った。


「・・・ああ。これは新しい。人間が面白過ぎるな。・・・この本のキャラクタたちがどこまで行くのか見つめ続けたい。至高のキャラだ。まさに至高」


あっ、ルルイの言葉に反応してちびドラゴンが寄ってきたよ。


「みぎゃー(小声)」


なんか部屋の中でテレビをガジガジかじりついて、テレビを食べようとしてる。


それは食べ物じゃないよー。


あっはは。


でも、ドラマのイケメン俳優とか食べようとしてるようにも見えるよ。


ひょっとしてチビドラゴン人肉好き?


アッハハ。


なわけないよね? チビドラゴンは健全に育てよー。


ほーら。花とか食べるかな? 鉢植えのヒヤシンスをあげよー。


ヒヤシンスを食べたチビドラゴンが、小指ほどの大きさで喜んだ。


「みぎゃー(小声)」


うん。かわいい。赤ちゃん魔法もかわいいけど、チビドラゴンもかわいい。両方健やかに育って、世界を破壊してくれるといいなー。


テキトーにがんばろー。


僕は次の本を選んだ。


==========👅本の道選択============

📚1 からすみの本

https://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659059629667

📚2 温かい気持ちになる本https://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659129564643

📚3 さらに深く現代ドラマ!

https://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659168397315

📚4 個人の悲鳴のような本

https://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659128997629

🌟時間を戻すhttps://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659075120523

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