前のエピソード――第30話　プア・マリア〝アーマー・フォー・スリープ〟　📚３

今日も学園から帰って来て、僕が料理。

あっさり＊塩麻婆豆腐

豆腐１丁　ひき肉　１５０ｇ　にんにく　しょうが　鶏がらスープの素　塩　小さじ１/３　粗引き胡椒　小松菜　１/２束　ごま油　赤唐辛子　１本　水溶き片栗粉

材料を炒めて、水を加えて煮たら、片栗粉だけ。じゅー。

後はパクパク。

２階の自宅部屋に戻って、魔道扇風機をブォー。

クソゲー。アトリエデコラドールコレクションをプレイ。

恋人の男のティーダが、モンスターの病で顔からウロコが生えて来て、ヒロインがそれを必死に治そうとするところが泣ける。

アトリエにある錬金釜じゃ足りなくて、一人でヒロインが森のおばあさんに錬金釜を借りに行くんだ。

僕の顔にウロコが生えて、僕がとんでもない気持ち悪いヤツになったらどうなるか、ちょっと想像してみる。想像つかないや。

エルネに僕がそうなったらどうすると聞いてみた。

「変わらないのじゃーーー♪　わしとお前はずっと友達なのじゃーーーー♪」

・・・うれしかった。どんな姿でも変わらない愛って欲しいと思う。

世界を壊して、エルナと永遠の愛の世界作れないかな？

僕は本を紹介、動画配信したよ。

🐢「にゃー」

呪われ騎士と押しかけ王女メイド～呪いを受けて化け物と人々から恐れられる騎士は、お転婆王女様に一目惚れされ、愛される～

「みなさん、美女と野獣は好きですか？　それにラプンツェルが加わったら、どんなに楽しい恋愛ファンタジーになるのでしょう。恋愛もののキャラ立ちにちょっと飽きたな、ちょっと癖毛のあるキャラとの恋愛を楽しみたい。そんなあなたにピッタリのお薦めの小説があります。読み出しはしっかりして重厚。けれど、そこから先にこのキャラでどんな恋愛が広がっていくだろうと冒険してみませんか？」

↓

https://kakuyomu.jp/works/16817330647990142992

ん。バズらない。惜しい！　ゴブリンが視聴して★３５評価をつけた。

のじゃツンなエルネが本にデレてコメントをくれた。

＞　美女と野獣みたいで好きじゃーーーーーー！

さて、どうなるんだろ？　本当の愛を秘めたこの本のパワーは世界になにを壊してくれるんだろ？

と思ったら、翌日、エルナが僕におべんとを作ってくれた。

「なにか、朝起きたら、ポップにおべんと作りたくきゅうになったのじゃーーー♪　食べて欲しいのじゃーーー♪」

うわ。かわいいたこさんウィンナーが入った。おべんとだ。

すごい！

エルナ。大好きだー

世界は壊れなかったけど、愛が増えたみたい。