第29話 ハルヲンテイムへようこそ ~今日もお店で右往左往しています~ 📚2

今日は学校から戻って母さんがいたから、料理は母さんにまかせて、僕はサラダを作ったよ。


夏のポテサラ


じゃがいも 大3 レッドオニオン 小半分 枝豆10さやくらい パプリカ赤、黄色小輪切り3枚 マヨネーズ 大さじ4 ヨーグルト 大さじ2 胡椒 全体にかける量 お酢 小匙1 塩 小匙半分 アガベシロップ 小匙1


夏サラダを作るのはヨーグルトがポイント。家族は喜んで食べたよ。


パクパク


それから僕は2階の部屋に戻って、魔道扇風機をブォー。


クソゲー。アンシャントロマン Pawer of Dark Sをプレイ。


あのゲーム。手術シーンが圧巻。


なんというか、真剣に命と向き合う大切さを教えてくれた。


主人公が言われるセリフ。


「メスで迷うな。迷うほどにクランケ(患者)の命が短くなると思え。震えるなら、家に帰って一人で震えろ。俺はそうやって、命と向き合って来た」


うーーん。カンドー。


命と向き合うとなると、卵から産まれた小指よりもちいちゃいドラゴン。大きくたくましく育てたい。


「みぎゃー(泣き小声)」


ただ、なんか元気がない。ミルクを上げてるのに、弱ってるみたい。


そうだ。本の力でこのちっちゃいミニドラゴンに元気やれないかな?


カクヨムの本は世界を破壊するんだから、ドラゴンを育てるのだって使えるよね?


僕は本を紹介、動画配信したよ。


🐢「にゃー」


ハルヲンテイムへようこそ ~今日もお店で右往左往しています~


「ファンタジー小説のチャートに載るのは、ありきたりのものばかり。ファンタジーの住人って戦士や勇者や聖女だけですか? この話には勇者以外の人間が生き生きと書かれています。実際にファンタジーの世界で生きて、そこで暮らしている人がポップかつしなやかに描かれています。あなたがこの本を読んだら、もっとファンタジーが、きっと好きになります」

https://kakuyomu.jp/works/16816452220107842409


ん。バズらない。惜しい! ゴブリンが視聴して★114評価をつけた。


のじゃツンなエルネが本にデレてコメントをくれた。


> ファンタジーのディティールがあって好きじゃーーーーーー!


さて、それじゃあ、どうなるだろ?


あっ、


ドラゴンが可愛く鳴いた。


「みぎゃー(小声)」


それから、ミルクをゆっくりゆっくり飲み始めたよ。


本の力がドラゴンに元気を与えてくれたんだね。


エルネがうちにやって来て、それを見て歓声を上げた。


「うわーーーーー♪ かわいいのじゃーーーー♪ この子は、わしと、ポップの子どもじゃーーーー♪ 絶対に大きく育ててあげるのじゃーーーー♪」


うん。


まあ、テキトーに行こう。


そのうち、僕より大きくなってがんばって空を飛ぶようになってくれるかな?


僕とエルネの恋はまだまだバズらない。


僕は次の本を選んだ。


==========👅本の道選択============

📚1

📚2 魔力返納課・第三係なファンタジーな本

https://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659089062346

📚3


📚4 いぬいしの本 https://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659059629667

🌟 時間を戻すhttps://kakuyomu.jp/works/16817330659059378375/episodes/16817330659059896419

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る