花が咲き 彩る時期は そいつ次第。

「さっき礼を言ってくれたよな俺もお前に礼をいう! ありがとう! サガる事言ってまで諭そうとしてくれてサンキュー! 聞く耳は自前でちゃんとある! ただ譲れねえそもんがある! また先攻譲ってくれたのにも感謝! だが陳謝はしねえ! 人力車みてえにお前も背負うから! お前を担ぐのは文字通り! 荷が重いがな!? 最後までアガって行こうぜ!? 見上げる程でけえこのに向かってよ!? SAY HO!?」


「礼は要らねえ! 背負う必要もねえ! お前と一緒に歩いてくから走って行くから! 昇ろうぜ!? でもお高く止まる必要はねえかな!? だってそうだろ!? 頑固に地べたを這いずり見上げる月はとても綺麗だ! スッキリとした関係性だ! そうさ! それはライジングサンと同じ程の必然性さ! 昇る月も太陽も同じなんだぜたぶんな!? 沈んでもまた昇れば良い! 今日も明日も俺達は昇る!」


「昇る! そして踊る! 踊り続ける! たまには飛び跳ねて回って逆立ちしてみても良いだろう! 進み方は無限大! 跳ね方も回り方も立ち方も立ち振る舞いも道も! 無限にあるんじゃねえ!? まさに未知! ビチグソたれて赤いションベンする日もあるだろう正確にはピンクのションベンだが! そんなもんはいつか治る! 治らねえ時はそん時に考える!」


「まだそんなこと言ってるお前の脳内は! 赤と白と黄色とそして桃色! まるでお花畑みてえだな!? それも良いか! その色達に苛立つ事なく平穏なんてものでもなくただただ生きる! それをただ彩るだけのアクセント! それかアクセサリー!? 何年も前に買ったネックレスみたいに気色悪りい類いの奴だな! ハハッ! 腹は立たねえだろ!? 罵る言葉はお前の心! それが大事なモノ! 踊る為には必要なモノ!」


「確かに必要だ! 人生には華が必要! 花が咲き彩る時期はそいつ次第だけどな!? 俺達はいつだ!? 今だろ常に今だ!? 今こそが俺達の季語だ! 常に今がしゅんだ! 瞬発力はなくとも持久力があるしな!? 重要なのは耐え忍ぶ事じゃなく笑う事でもなく泣くことでもなく怒ることでもなく! それぞれのカタチが大事! そういうモノは意外と原始的なんだぜ!? 今も昔も!」


「原始的が大事! それは正しい! でも淋しいし複雑な事でわびしいと思う事もあるだろう! わずらわしい! それを受け止める受け流す乗りこなす乗らずに見続ける見なくても良い! 選ぶのは俺ら次第! どんな場合にも後悔だけはない! 大海を行くのは船だけじゃない! 舵も脚もあってもなくても変わらない! まるでカジノだ! へへっ。ちょっと違うかな!?」


「ああ。もう終わっちまうな? 八小節のカケル二のカケル四のカケル五? 意外と短えもんだだがな? 味気なくはねえ俺達。のカケルは二。でも四。でも五。でもねえハズだぜ? それくらいの中身が詰まってる。それでも終わりたくねえ気持ちが強えがそれは単なる俺のワガママかもな? しんみり。はしてねえ。俺達は沸いてるんだぜ永久に沸き続ける! 俺とお前! だからできたのかもな!? 感謝すべきは俺達を産んだ世!」


「終わりたくねえ? それは当たり前。でも終わらなきゃなんねえ。終わらないと次を始めれねえ。感謝すべきは俺達を産んだ世? それはそうだ。だが俺達自身にも感謝するべきだありがとう! なんて綺麗事。お前と言うとは思わなかったぜ? 汚ねえもんにも綺麗な部分はあったって事だな? 綺麗なまんまで締めくくる。それができたならどんな汚ねえもんも乗り越えられる。だからそろそろ終わろうぜ? 名残惜しくはねえだろ? だってこれからも一緒なんだからよ————」

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 進むも変えるも終えるも始めるも。 Y.T @waitii

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