第7話
久しぶりに書く。今は11月だ。母がいなくなって....いやもう考えまい。
9月の末と10月の末に姉が遊びの予定をいろいろぶち込んでくれていたおかげで楽しい記憶も増えた。変な話、インスタグラムに更新できる写真の手持ちもいっぱいできた。
姉の家に泊まっていたのだが姉が風邪をひいて私とあった時は治りかけだったということを甘く見ていた。
まぁ帰ってから2日か3日後ぐらいの発症だったので。生理にもなっていたし体調の崩れはそのせいかと思っていた。まぁ姉の風邪をもらったわけではないかもしれない。
というわけで本当に久しぶりに気管支炎になった。
昔はよくこの感じになったら高熱コース一直線だったのだけれど幸い高熱はでていない。コロナワクチンついでに今年は生まれて初めてインフルエンザの予防接種を受けておいたのもよかったのかもしれない。病院には行ってないのでインフルエンザかどうかも不明だがまぁ重症というほどではない。時に死ぬほど咳き込んで苦しいというだけで。
母の介護中は絶対にコロナウィルスも風邪も持ち込んでは行けないと気を張っていた。母は基本的に免疫力の強い人だったようで私がダウンしても滅多にうつることはなかったが、自分が子供で母が若かった頃と同じように考えるわけにはいかない。
しかし家の中に1人となった今となっては風邪ひき放題、咳し放題だ。嬉しいわけではないが誰に気兼ねすることなく咳してのたうち回れる。心配かけてはいけないと気を回す必要もない (と書いた途端に咳き込んでる。苦しいよぉ)。
相変わらず母が居なくなったことは悲しいし納得いかないし思い出して泣けてくること多々あるけれども、この間「ワイルドライフ」を見ていて、突然親から突き放され1人で生きていけといわれたそれまで子供でいられた動物たちの気持ちとはこんな感じなのかもなぁとか思ったりした。
もう1人で生きていくしかないわけだ。狩に行く必要があるわけじゃないから全然楽だけど。繁殖行動する予定も全然ないので子育てする予定もない。自分だけでとりあえず生存していけばいいのだ。
子供の頃は本当にすぐ熱だして寝込む子だったので母はずいぶんと行動を制限されて腹立たしいことも多々あっただろうなと思う。加えて乗り物に弱いせいで遠出絶対拒否的なところもあったし。むしろ疎まれてたんじゃなかろうか。
私が二十歳過ぎになる頃には骨粗鬆症の症状が出始めていてだんだん1人での歩行が覚束なくなっていったことを考えても私がもし子供の時そんな病弱ではなかったらとか乗り物に強かったらとか社交的で友達が遊ぶのが大好きだったりすればもっともっと母は自分の好きなことに邁進できたのになぁ....と書いていても落ち込んできた。
また咳がこみあげてきたのでちょっと休憩
よくある悔悟のはなし @pcoulsonlive
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