第8回 今、『なぜか古典』がおもしろい!
皆さま、おはようございます。または、初めましてでしょうか。
さぁ、始まりました! 早くも、第8回を迎えました、わたし、の
『
毎回、超マイナーなテーマに沿って、ここ『カクヨム』に投稿された作品から、わたしが読んでおもしろかったモノをご紹介する、というこの番組!
某『図書館』の一室を、オープンスタジオとしてお届けしております。気になったリスナーの皆さま、このURL(https://kakuyomu.jp/works/1177354054916699486)をポチッとな! 夏休みの読書感想文の候補作を探しに来てみませんか?
さて、第7回のテーマ『コレでもお師匠さま?』にも、ありがたいことに多くの反響をいただきまして……。パーソナリティーとしましては、驚きつつも嬉しい限りです。
さぁ、ここ、『カクヨム』宇宙は、まだまだ『おもしろい』
なので、この番組で紹介させていただくのは、連載中だろうが、書籍化作品だろうが、文章の作法に首を傾げようが、『おもしろい』以外の条件はすべて
とにかく、皆さまが、読んで楽しんでもらえれば、素直にわたしが嬉しい!
皆さまも、そうじゃありません? 『これ、おもしろいよ〜』、『ホント! よかったよね〜』って、同好の同志が見つかったら、楽しくありません?
そんな読者の皆さまに贈る、
『
さぁ、第8回のテーマ、『なぜか古典』がおもしろい! 今回は、『古典』という、小難しい括りの作品? にスポットライトをあててみました!
なぜに、『今更文学作品なんて……?』と仰る皆さま。
安心してください! 『古典って楽しいっ!』ってなりますよ。
今回のテーマも、きっと、皆さまのニーズに
それでは、始めますよぉ〜。
では、最初の作品……。
★ あをにまる さまの、『【書籍化決定🎋✨】ファンキー竹取物語』
https://kakuyomu.jp/works/16816700426703762022
【歴史・時代・伝奇】 完結済 1話 2.860文字
【はてなインターネット文学賞 大賞受賞作品】
ガチの昔。竹取の翁といふ陽キャありけり。
古文×現代×ファンキーな御伽草子。
誰もが知るあの古典作品が、令和のネット社会に蘇る!
☆ ひな’s view ☆
この物語の原作は、タイトルにもあるとおり『竹取物語』である。
決まり文句のような、物語の文頭部分。こんなんだったと思いますが……?
『ガチの昔。竹取の翁といふ……』 これだけでもおもしろいんです。続きはご自身で!
2作品目……。
★ かがみ透 さまの、『ヘンゼルとグレーテル』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881860752
【詩・童話・その他】 完結済 3話 13.602文字
最強の兄妹! 妹が出来たつもりになれる!?
昔、大飢饉が国を襲った頃、兄と妹が力を合わせて、困難に立ち向かう——のか?
「ニートな兄と働き者の妹」編、「勇者な兄と強い妹」編、「ハンター(?)」編(エピローグ)があります。
☆ ひな’s view ☆
童話って、ホントは怖い……モノなのです。この作品も、読み進めるにつれ、ゾクゾクドキドキしちゃいます。でも、読んでしまう中毒性? が、ここに。
各話、主役兄妹の設定が秀逸。そして、ふたりを支える脇役陣までも……笑えます。
3作品目……。
★ 雨 杜和 さまの、『患者失格「太宰治さま、ご免なさい」』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054914808856
【現代ドラマ】 完結済 1話 3.113文字
歯が痛むすべての人に捧ぐ『患者失格』
歯の激痛に歯医者にいかねばなりませぬ。ああ、これこそがまさに悲喜劇!
いかに、私は歯医者で『患者失格』の烙印をおされたか。
歯痛に泣いた、すべての人に捧ぐ……。
☆ ひな’s view ☆
物語は、親知らずの痛みに耐えきれず、歯科医を訪ね、診療台に乗せられているところから始まります。
その、場所と時間と状況の描写が……、実に、『太宰』を彷彿させるのです。
4作品目……。
★ 桜井今日子 さまの、『百の景色 百の想い 【超訳】小倉百人一首』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881142813
【エッセイ・ノンフィクション】 完結済 112話 92.644文字
千年前のメール? 百人一首をわかりやすく【超訳】
まじやべ――、スッゲーんだけど! 超キレ―なんだけど!! どうしようもなくあの人のことが好きなの……。どうしたらいいの。
要するにこんなことを詠んでいるのではないのかな、という【超訳】です。
☆ ひな’s view ☆
古文や古典や百人一首、苦手な人、いらっしゃいますよね? 学校の授業で、必死に覚えさせられた……という人も、いらっしゃいますよね? あり、をり、はべり、いまそかり。なんだそりゃ。そのような読者さまは、これを読んで悔しがってください……。
ということで、今回のテーマ、『なぜか古典』でご紹介させていただいたのは、4作品。今回は、ジャンルも様々……、やっぱり、そこは古典だしね。
どの作品も、その原典をリスペクトして、そこからのオマージュ。でも、内容はとてもおもしろい!
まぁ、今回もわたしがこれまで読んだ中から勝手に選んだので、多少? 感覚がズレてるのはご愛嬌です。
そして、ここ『カクヨム』には、ほかにもたくさんの『古典』を題材にした作品が投稿されてます。皆さまも探してみては如何でしょう……。
あ、そうそう、皆さまが見つけた作品がありましたら、わたしにも教えてくださいね。作品が集まれば、同じテーマでも、第2回とかやっちゃいますよぉ……。今度こそは『文豪』で縛ってみるのもおもしろい……かも?
それから、マイナーなテーマは随時募集しております。ひとりで考えるのはたいへんなんです。おもしろそうなテーマがありましたら、こちらも協力してくださ〜い。
皆さまからの
さて、今回、どれもこれも『古典』だったでしょ?
たまには、こういう真面目なのもいいものです。ね? ですよね?
さぁ、次回は、『
まぁ、わたしのことですから……、次回も?
ということで、次回も、来週日曜、朝10時!
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