★
0
概要
現実と悪夢の混同、どんでん返しに次ぐどんでん返し、何が真実なのか?
私の彼女、畠中佐知江は郷田絵里とその仲間に虐められ、犯された過去があり、更に今もつけまわされているという。私は私立探偵に彼らの調査を依頼。ある日、私はそのうちの二人を殺す夢を見るが、それは夢では終わらず現実に起きていた。彼らを憎むあまり、夢遊病者の如く佐知江の復讐をしたのだろうか。そして、次は郷田絵里を殺害すべく誘い出したとき探偵達が止める。二件は佐知江の犯行であり、郷田絵里こそ虐めの被害者で、加害者が佐知江だと言う。真相は玉の輿を狙う彼女が私の同情を買うため嘘をつき、それを知った仲間に強請られた故の殺人だった。そんなことは嘘だと叫んで目が覚めた。夢だったのかと安心する私の傍で、凶器を持った佐知江が私に襲い掛かって来た。これも夢なのか、それとも……。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?