金玉とう
昔々のお話です。
女房とドジョウを捕りに行くのが日課になった十兵衛さん。
ある日、女房にお使いを頼まれた。
「ちょっとあんた、善三郎さんのところに行って
「なんだって? き、
「どういうって? あんた知らないの? 甘くて美味しんだよ。あたしゃ、下品だけどさ、ちょっと舐めてから味わうね」
「舐めるって…… まさか、おめぇ。善三郎の……なにを?」
「だから、
女房にそう言われ、十兵衛さんは顔を真っ赤にして善三郎の家に向かう。
「やいやい、善三郎! おめぇ、鶴に
すると善三郎さん、呆れた顔でこう言った。
「十兵衛さん、それは、
「……」
とっぴんぱらりのぷぅ
今宵は艶話。 月猫 @tukitohositoneko
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