公園で少女は泣いていた。そんな少女に女の子が近づいて来て、迷信めいたことを教えてくれる。涙を集める妖精がいて、その人を悲しみから救ってくれるという。少女は女の子の話しを信じなかった。しかし女の子は、ママは嘘をつかないと言って去っていく。
少女はまた一人で泣く。そんな少女の前に、ある人物が近づいて来る。そして有り得ない取引を少女に持ちかけるのだった。
この謎の人物の提案に乗るべきか、乗らないべきか?
きっといつもの自分なら乗らない。
でも、今は——。
この作者様らしい、優しくてちょっと不思議な物語。
是非、御一読下さい。