怖い筈なのに爽やかに語られるエッセイ。犬と人魂の話にクスリときます


 夏の季節ならでは……といったオカルト。見える人見えない人、怖がる人面白がる人さまざまでしょう。

 このエッセイはオカルトを体験談的に綴ったものです。ただ、怖さを強調するという訳でなくありのままを伝えているのでどちらかというと不思議な話の部類かもしれません。


 そして、お話の中には楽しいエピソードも組み込まれているので苦手な方でも楽しめる作品になっていると思います。

 犬もまた生き物……幽霊は怖いのかもと思うとまた愛おしくなりました。