そのろうそくの尽きる間に
志波 煌汰
公道最速伝説! ターボババア VS スズキ GSX-R
命を炎に例え始めたのは、誰なのだろう。
そんなこと、きっと分かりはしないし、実のところどうでもいい。ただ、そいつは命の本質を捉えていたんだろう、と頭の片隅で思う。
少なくとも今、俺の命は激しく燃え盛っている。ただし、体の中ではなくむしろ下──俺の跨るGSX-Rのエンジンの中で。
愛機と俺は一体化していて、心臓の拍動とエンジンの鼓動はぴたりと一致していた。もはや境目も曖昧になった人機が夜風を切り裂いている。
燃えているのは俺の命だけではない。ちらりとミラーに目をやれば、超高速で走る俺にぴったりと追随する相手も激しく命の炎を燃え立たせているのがよく見える。
比喩ではなく、実際に。
そいつの頭に括り付けられた蝋燭が、ばちばちとスパークしている。
100キロを超える超高速域に居る俺を追いかけているのはバイクではなく人間──それも老婆だ。
白装束に下駄を履き、頭に蝋燭を括りつけた由緒正しい丑の刻参りスタイルのババアが、超スピードで疾走している。
午前二時。俺は、峠道でターボババアとデッドヒートを繰り広げていた。
出るらしい、とは誰かから聞き及んでいた。
それでも俺が深夜にその峠に繰り出したのは、仕事で溜まった鬱憤を少しでも晴らしたかったからだ。
妖怪の噂がまことしやかに囁かれるその峠は、怪談話の舞台に相応しい程度には薄暗い。カーブも多く曲がりくねっているし、一般のドライバーからするとあまり通りたくない道だろう。だが俺のような元走り屋からすれば、人気も少なく思う存分にコーナリングを楽しめる、最高のスポットだった。
そういうわけでがっつくように飯をかっこんだ俺は、ストレスを吹き飛ばすようにアクセルを強く握ったのだ。
夜の道は、静寂が支配していた。
ヘルメットにインカムは備え付けていない。音楽を聴きながら走るより、排気音と外の風を聞くのが俺は好きだった。
対向車はない。響くのは愛機のエンジン音だけ。ガスの燃える匂いを風が吹き飛ばし、闇に沈む木々が吸い込んでいく。いくつかのカーブを無駄のないラインで曲がる。柔らかに金色の光を降らす月の下、パワーバンドはキープしつつも殊更に飛ばし過ぎるような事もなく俺は駆けていく。
染み入るような静けさの中、思考はぼんやりと流れ続ける。思いを馳せるのは若かりし日々だ。
かつては、とにかく早さを求めたものだった。限界までアクセルを開き、膝を擦るようにしてコーナリングを決めた日々。何度転んで怪我をしたことか数え切れない。風の中に消えていった仲間も居た。危険に魂を焦がしていた青春時代。あの頃のようには走れない。
──こんな大人になるなんて思ってもみなかった。
後悔に似た感傷が静かに心を満たす。「灼焔の烈風」と呼ばれて、仲間とバカやっていたあの頃は輝いていた。それが今じゃ、冴えない中年。しがない勤め人として、年下の有名大卒上司に叱咤されながら、すり減らすようにへらへら笑っている。かつての仲間とも疎遠になってしまった。
何者にも成れないまま、縋りつくようにバイクにだけは乗り続けている自分を、つい直視してしまう。
憂さ晴らしに来たはずなのに、気分は晴れない。軽快に山道を飛ばす愛車とは裏腹に、思考は粘りつくようだった。俺の心情に合わせたかの如く、いつの間にか月も雲に隠れている。
──こりゃ、峠を走っても変わらないかもな。
フルフェイスの下で小さく溜息を吐く。明日も仕事だ。軽く走ったら帰るとするか。
そんなことを考えながら本格的な峠に差し掛かった時、それに気付いた。
ミラー越しに見える背後。ちらちらと、オレンジの灯が近づいてくる。それも二つ。
車にしては光源の間隔が短い。バイク? にしては随分と光量が頼りない。何だ?
訝しんでいるうちにも光源は見る見る間に近づいてくる。おいおい、高速でもないのに随分飛ばしてるな。もしかして100は出てないか?
そう思ったその時、月が雲から顔を出して、俺の背後に迫るそいつの姿を照らし出した。
ババアだった。
しわくちゃの、老婆だった。
俺が見たオレンジ、それはババアが角のように頭に括り付けた二本の蠟燭だった。
幽霊みたいな白装束を着たババアが、100キロに迫らんとするスピードで全力疾走していた。
──ターボババアだ!!!!
この峠に出るらしいと噂の、妖怪だった。まさか本当に出くわすとは。
けたたましい音を鳴らしながら、そいつは俺に迫ってくる。よく見りゃ足元は下駄だ。下駄でバイクに追いつくくらいの速度を出すとあんな音が出るんだな。初めて知った。
流石の俺も、あまりの衝撃にビビっていた。動揺のあまりハンドルを切り間違えることがなかったのが幸いだ。パニックに陥る脳のメインエリアとは別に、どこか冷静な頭の片隅は、ターボババアの噂を思い出していた。
ターボババア。「ターボ婆ちゃん」「ジェットババア」「マッハババア」などという複数の名称を持つ、現代妖怪の一種だ。その名の通り、猛スピードで走ることが特徴で、走っている車を人間には追い付けない速度で追い抜いて去っていくという。派生形としてジジイだったり赤ちゃんだったりサラリーマンだったりするが、やることとしては概ねどれも同じだ。
中にはボンネットに飛び乗ってくるとか追い抜かされると呪いを掛けられると言ったものも居る……が、ここの噂ではただ追い抜いていくだけで、特段危害を加えられるということはなかったはずだ。
必要な情報を思い出し、俺の脳内は幾分落ち着きを取り戻す。追い抜かされるだけならビビることはない。それより、恐慌状態でアクセルを吹かせて事故るほうがよっぽど怖い。抜かしたいなら抜かしてやろう。煽り運転に対処するようなもんだ。
俺は軽く息を吐いて呼吸を落ち着かせると、少しばかりスピードを落とした。ババアがたちまち距離を詰めてくる。頭の蝋燭はこの速度だと言うのに、何故か消えていない。この世のものとは思えない光景に正直ビビるが、それだけだ。やり過ごしてしまえばなんということはない。ただ、不気味は不気味だからこの後はそのまま帰ったほうがいいな。そんなことを考えていた。
ぴたりと真後ろに着いていたババアが、俺を抜かすために横にずれる。速度を上げ、併走してくる。内臓が恐怖に縮む。視線が思わず横に釘付けになる。落ち着け、落ち着け、怖がることはない。こいつが抜き去ってしまえば、あとは普通に帰るだけ──。
そしてババアは、速度を上げて俺を抜き去る瞬間、顔を真横に向けてこちらと目を合わせた。
笑っていた。
その笑顔を見た瞬間──俺の体の中で、何かが爆発した。
激情に任せ、気づけば俺はアクセルを思い切り回していた。
GSX-R。
レーサーレプリカ黄金時代、スズキがRG250Γに続いて送り出してきた秘密兵器だ。元となったのは鈴鹿やボルドールなど数々の耐久レースに輝かしい実績を刻み、83年の世界耐久チャンピオンマシンとなったGS1000R。デュアルヘッドライトにハーフカウル、ヨシムラ譲りの集合サイクロンマフラーというGSの特徴を引き継いでいる。
特徴は何と言ってもその軽量だろう。400ccでは初めてアルミフレームを採用。単体重量7.6kgという驚異的な軽さのアルミフレームMR-ALBOXを生かし、乾燥重量たったの152kgという250cc並みのコンパクトなボディを実現。そこに積まれたエンジンは水冷4ストローク並列4気筒、59馬力の当時最大クラスのパワーエンジン。かつて400ccクラスにかけられていた59馬力規制は、この機体を上限基準とした結果だ。152kg、59馬力のカタログスペックは今でも400cc・4気筒モデルの最軽量・最高値の座を譲っていない。
余談だが、このマシンは幾度もモデルチェンジを行っており、それに伴って名称もGSX-R400、そしてGSX-R400Rと変わっているが、俺が乗っているのは数字のつかない84年初期型だ。排気量を示す400が入っていないのは「排気量を超えた速さを持つ」という意味らしい。
と、ここまでくどくどと解説してしまったが、つまるところ俺が何を言いたいかと言うと。
当然その最軽量・大馬力から繰り出される加速も半端ではないということだ。
「!?」
ターボババアの驚愕が俺にも伝わる。今まで一度抜かせておきながら加速して食らいついてくる人間なんていなかったのだろう。
そして、仕掛けた俺の方も同じくらい驚いていた。
──俺は何をやってるんだ?
どこか冷静な頭が問いかけている。妖怪相手に勝負を仕掛けるなんて正気の沙汰じゃない。とっとと走り去っていくのを待った方がいい。もう若くないんだ。リスクを冒すような年齢じゃない。
それら全てを、心の中でマグマのように煮えたぎる激情が灼き尽くしていく。
──あのババア、笑いやがった。
俺を抜かす時、嘲るように笑っていやがった!!
自分の中にまだこんな怒りが残っていたことに驚く。だが、どうしても許せなかった。
バイクに乗っている時だけは、俺は無敵だ。そうでなくちゃいけない。
それを馬鹿にされてすごすご帰れるほど、俺の中の焔は弱まってなかった。
ババアの驚愕を余所に、俺は目線を先に向ける。コーナーが近い。
ハンドリングは、体が覚えていた。
熱くなる心臓とは裏腹に、驚くほど冷静な目が正確にラインを捉える。流れるようなブレーキングと、そこからの加速。イメージ通りアウト・イン・アウトのセオリーに乗っ取った美しい孤を描くGSX-Rは、動揺からか僅かにインに振れ過ぎたババアの横をすり抜けるように抜き去る。
スローモーションのように、ババアの顔がはっきりと見えた。
ブゥン! 爆音を鳴らし、ババアを引き離す。ちら、と背後に視線を向け、意趣返しのように左手を伸ばし、その親指を路面に突き立てるように下に向けた。
俺の方が、早い。
瞬間、ミラーに激しい光が瞬いた。
何かと思えば、それはババアの頭の蝋燭だった。先ほどまでよりも激しく燃え盛っている。もはやスパークと言っていいだろう。
それは、ババアの怒りを示しているように見えた。サムズダウンがよっぽど腹に据えかねたようだ。
ババアが加速する。負けじと俺も加速する。
草木も眠る丑三つ時。人気のない峠道で、俺のGSX-Rとターボババアの熾烈なデッドヒートが始まった。
レースは一進一退と言えた。ババアは生身……生身か? ともあれ、二足走行にも関わらず、とてつもなく早かった。だがしかしGSX-Rも最高速度200キロに届かんとするハイスピードマシンだ。単純な速度では互角と言えた。……バイクとババアが競っていること自体がおかしいのには、この際目を瞑る。
自然、勝負の要はコーナーになった。コーナーに入るときはブレーキングを遅らせてインに詰める。抜ける時はアクセルを早めに開け、アウトに流れる。そんな基本をどれだけ忠実に行えるか、それが試された。俺が甘いコーナリングをすれば、ババアが抜かす。俺もババアの隙を見計らい、抜かす。俺たちの間には僅か数センチの距離しかない。恐怖はなかった。不思議な高揚だけが体に満ちていた。
GSX-Rは先に述べた通り、非常に軽量の車体だ。当然、コーナリングやブレーキングなどの操作には鋭敏だった。タイヤが細く、接地感が薄いことも相まって、ライディングテクニックが要求されるマシンである。
だが、今夜の俺はこの愛機を完全に乗りこなしていた。こんな高精度のライディングは、走り屋としての全盛期にも味わったことがない。まるでGSX-Rと俺が完全に一体になったかのようだった。ブレーキをかけるタイミングが、スロットルを開けるタイミングが、手に取るように分かる。目は冷静にコーナーを、そして次のコーナーを見定め、脳裏にラインを描く。デッドヒートが続けば続くほど俺の感覚は鋭くなる。やがて、一流ピアニストの演奏のような優雅さで俺はバイクを操っていた。
長い峠道も終わりが近づく。最終カーブに向けた長い直線で、俺は先行していた。いつの間にかババアが俺を抜かすことはなくなり、追随するばかりだ。
──勝った。
勝利の輪郭を掴む感覚。
後は最後のコーナーを油断せず曲がり切るだけだ。大丈夫、コーナリングでは俺の方に分があることはここまでではっきりと分かっている。このままあの左のヘアピンに突っ込めば、俺の勝ちだ。勝ち目があるとすればこの直線だが、ババアは勝負を諦めたのか、俺の背後から動かない。ミラーでも顔が見えないくらい、ピタリと真後ろに──。
その瞬間、俺の背筋を得体の知れない悪寒が駆け上がる。
それと同時に、ババアの蝋燭が七色にスパークしているのが、はっきりとミラーに映った。
俺の陰に張り付くのを止め、オーバーテイクを仕掛けてきたのだ。
力強く下駄が路面を蹴り、ぐんぐんと速度を上げて、俺の横を矢のように飛び越えていく。
どこにこんな余力が、と驚く思考と並行して、既に俺は答えを出している。
スリップストリーム。
カーレースにおける、最も有名なテクニックだ。高速で走る車の後ろに張り付くことで、前走車を風除けにして空気抵抗を軽減する。これによってパワーを抑えて走ることが出来るため、抜け出す際にフルパワーを出し切ることで一気に追い抜くことが可能になる。
当然、俺も知っている知識だ。何なら実践したことさえある。
だが──まさかババアがそれを仕掛けてくるとは!!
前後の位置関係はまるっきり逆転していた。ターボババアが先行し、俺が追いかける。数秒前とは真逆だ。最悪なのは、今から追い抜きをかけるほどの猶予が最早この直線にはないということだ。この短さで追い抜きをかけようとすれば、そのまま崖に飛び出すだろう。
勝負は、数秒後の最終コーナーで決まる。
そこでオーバーテイクできなければ、俺の負けだ。
──負ける?
そんな弱気な声が脳裏に響いた。
実際、かなり分は悪い。この土壇場での逆転。ババアは何が何でも抜かせまいとするだろう。勝つには、今まで以上のコーナリングが要求される。タイミングはかなりシビアだ。下手するとそのまま崖に突っ込んで、ターボババアの同類──幽霊になってしまう可能性だって考えられる。
だが、勝負を諦めるという選択肢はなかった。
これは、誇りをかけた勝負だ。いくら勝ち目が薄かろうが、リスクがあろうが、手を抜くわけにはいかない。
俺は覚悟を決めた。
命に代えても、勝ってみせる。
最終コーナーまで、直線はあと僅か。俺は最後のチャンスを狙い、全速でアクセルを開ける。レシプロエンジンが唸りを上げて叫ぶ。俺の命とシンクロするように、燃えている。ババアと並ぶ。ババアも燃えている。今にも燃え尽きんとする花火のように、蝋燭がこれまで以上に激しく、七色の閃光を煌かせる。
コーナーに突っ込む。左のヘアピン。理想のラインは既に見えている。インに向けて鋭く切り込んだ。刀よりも、鋭利に。ギリギリまでブレーキングは遅らせる。まだだ。まだ。まだ。時速は100キロを有に超えている。もしかすると150に届いているかもしれない。それなのに、全てがスローモーションに見えた。ブレーキをかけるタイミングが、0.1秒単位ではっきりと分かった。
体を思い切り倒す。膝を擦るどころか、体ごと紅葉おろしになりかねないほどに。そのまま転倒しかねない、ギリギリの角度。あと一度でも傾けばそのまま死ぬであろう、その寸前を攻める。俺は信じた。自分の感覚と、GSX-Rを。
俺と、ほんの僅かに先行したババア。俺がイン、ババアがアウト。二つのラインがコーナーの中心で交差する。
その瞬間、俺は思い切りアクセルを開けた。
「ウ、オ、オ、オオオオオオオオオオオオオオ──────!!!」
俺は叫ぶ。鉄騎も唸る。二つの咆哮が、夜の底を震わせる。
後輪が滑り、車体が急旋回する。俺とババアは接触寸前。二人の間隔は一センチもない。蝋燭のスパークがフルフェイスを焦がす。
刹那、一秒にも満たない間、俺とババアの視線が交錯する。
ババアは、笑っていた。最初に見せた嘲るような笑みではなく、獣のように獰猛な、だが満面の笑みで。
俺も、多分笑っていた。ババアと同じ、口が引き裂けるような歓喜を乗せて。
そして──。
「俺の────勝ちだァァァァァアアアアアアアアア!!!!!!」
奇跡みたいなV字旋回を決めた俺は、アウト側に膨らんでいたババアを抜き去り、勝利の雄叫びを上げた。
気が付くと、朝日が俺を照らしていた。デッドヒートが始まった時は二時くらいのはずだったのに、もうそんなに経っていただろうか。それとも、これも怪奇現象の一種なのだろうか。
長いような、短いようなレースだった。俺はゆっくりと速度を落とし、路肩に停車する。ヘルメットを脱いだ。朝日に目を細める。
振り返ると、ターボババアの姿は嘘みたいに消えていた。妖怪だから夜しか現れないのか、あの峠でしか現れないのか。もしかして全てが幻覚だったのでは、という思いも去来するが、手の中のフルフェイスにはしっかりと焦げ跡が残っていた。
ふう、と大きく息を吐いて、深呼吸。朝の清涼な空気が肺を満たし、爽やかさが体全体に染みわたるようだった。
「朝、か……」
今日も仕事だと言うのに、結局ほとんど眠れそうにない。馬鹿なことをしたな、と理性的な自分が零す。
それでも、後悔なんて全くなかった。
生まれ変わった気分だ。峠に差し掛かるまでの自分とは、まるで別人だった。これから俺を待つ退屈な仕事も、きっと苦にはならない。そう思えた。
大きく伸びをする。無茶苦茶なライディングをしたせいか、体が随分強張っていた。仕事終わりに整体に寄るのもいいかもしれない。
ヘルメットをかぶり直し、愛車に跨る。キーを突き挿して、右に捻る。火を入れてやると、レシプロエンジンが心地よい振動を奏で始めた。
最後に振り返り、ターボババアの峠を見やる。見えるのは青い山々ばかりで、白装束の老婆の姿は影も形もない。
それでも、最高のレースだったという思いを込めて。またいつか走ろうとサムズアップした。
アクセルを開く。GSR-Xが、朝靄を切り裂くが如く軽快に飛び出していく。
エンジン音に紛れて、どこか愉快気な下駄の音が聞こえたような気がした。
(了)
そのろうそくの尽きる間に 志波 煌汰 @siva_quarter
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