来週水曜日、11/19日の20時頃に新作短編「違法セーラーと錆ネジ男のためのカプリチオ」を投稿します。『違法使いの都神解体』とも繋がりのある短編ですので、気になる方は是非読んでください。
こちらの作品ですが、11/23に開催される文学フリマ東京41で発刊される「新青春エンタアンソロジー アルゲントゥム」に寄稿する予定だった作品です。ボツ原稿をリライトしました。
ボツにした理由はクオリティではなく、二万字の規定だったのに最終的に三万字くらいになるという大幅字数オーバーになったからです。締切三日前になって別のアイデアが浮かんだのでなんとか仕上げて提出しました。ちなみに他の寄稿者の何人かは同じくらいオーバーした原稿を提出していました。うぉい。
「新青春エンタアンソロジー アルゲントゥム」についてですが、ゼロ年代エンタメ小説の復権を企図したアンソロジーとなっています。西尾維新の戯言シリーズの呼び名であった「新青春エンタ」を冠するアンソロジーですが、いわゆる「ファウスト系」だけでなく、「とある魔術の禁書目録」や「ウィザーズ・ブレイン」などゼロ年代電撃文庫に連なるような作品もあり、「あの頃」を意識しながらもバラエティ豊かなラインナップとなっています。
僕は「彼女は今日も七不思議殺しの夜」という短編を寄稿しました。夜の学校で七不思議を殺して回る少女に出会ってしまうお話です。こちらも「違法セーラー」と微妙に関連性があるので、是非お手にとってみてください。ちょうど違法セーラーの公開に合わせて試し読みも公開されます。
「新青春エンタアンソロジー アルゲントゥム」にはなんと4名ものプロ作家が寄稿してくださっています。ゼロ年代電撃文庫の最前線に居た「ウィザーズ・ブレイン」のレジェンド、三枝零一先生や、星海社を中心に活躍しファウスト系の血脈を継ぐ南海遊先生、昨年スニーカー大賞で特別賞を受賞した新進気鋭の寺場糸先生、Fateやうみねこの外伝も手掛けた人比良先生など本当に豪華。その他にも在野の実力者が名を連ね、16作もの傑作が収録された500ページ越えのアンソロながらお値段は2000円を切るという価格破壊アンソロジーとなっています。どうかしてるぜ!
booth通販もしくは文フリ会場で是非ご入手ください。文フリ会場では僕も売り子として参加しているので、是非によろしく!! よろしく!!!
新青春エンタアンソロジー「アルゲントゥム」のbooth通販はこちら
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