第6話
自然の中に身を置いていると、時々、自分という存在がいかに小さなものかということが身をもってわかる。それを知るために、山で働いているのかもしれない。学生時代、私は都市部で暮らしていた。夜になると、街に出て、散歩をしていた。繁華街を通り抜け、川沿いを通って、お城に行った。お城に入ることはできなかったけど、ライトアップされていたので、その姿は外から眺めていても、十分に価値のあるものだった。お城の麓には大きな川が流れていた。河原に腰掛けて、川をよく眺めていた。静かな水面。水はゆっくりと時間をかけて流れていた。時々、魚が跳ねて、水面に波を作った。
山里での暮らし @pygw71bj
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