この心に浮かぶ形はユーレイのようで

どこか仄暗さを感じさせつつ
抜けるような青も思わせて

掴みきれない
はっきりとしない
その感情の全てで
恋を詠っているような
そんな二十首連作の作品です。

最初と最後が
タイトルを思わせるような
ふわりとした歌で
耳と心に残ります