涙無しでは語れない尊さ。悲劇で負った深い傷に寄り添ってくれる人がいる。

臨場感がある表現力と、痛いくらい伝わってくる登場人物たちの心情に胸を打たれ、気が付けば涙していました。
リアルに有り得そうな出来事ばかりで、他人に寄り添うことの尊さと、一方的な情報を受け取る事の危うさも学べました。

深い絶望と優しく希望がある話の構成が美しく、まさしく神作品です。
この物語で起きた出来事、登場人物の背景が綿密で、そこにも度肝を抜かれました。

この作品に出会えて良かったです!
ぜひ皆さんにも読んでいただきたいです。