朝の忘れ物

お久しぶりです僕です。

記憶の奥底へ捨て去られ僕は僕としてあるのか?

そんな日々を送っています。


学校の授業、そんな日々に何かを忘れる。人は忘れて当然だ。


さて、僕は何を忘れているのだろう。

少なくとも私は昨日置いてきました。


何を忘れたんだろう、あぁ服は忘れていません。

露出狂だなんて、言われたくない、着心地がいいやつを探して。僕は出る。

パーカーは一番の服だ。パンツも忘れない。

ズボンも…靴下はバラバラだ。まるでカードじゃない神経衰弱。もう片方は見つからない。どこに置いたんだろう。


さて、次は家を出よう。鍵を持って、鞄を持つ。

財布はある、スマホも、モバ充もある、さて、出かけよう。窓を開けてカーテンをしめる。出かけよう


電車に乗る。

「1番線に電車が参ります」

来る車両が眩しい。地下鉄なのだから当たり前だと思う俺と眩しさにやられる僕。ぎゅぎゅう詰めの缶詰めに1歩踏み入ると、そこは湿気った世界に…。

カラン…コロンと落ちる。鯖缶は美味しいけど''それ''は美味しくない。


さて、缶詰が開けば、僕は外へ出ることが出来る。誰かの口の中…アレ…僕はなんの話しをしてたっけ…………?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

拝啓。自分へ自分より ヴェベル @arisu5w

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ