ツンデレーラは、セレブになれない。ああ、城の舞踏会~

冒険者たちのぽかぽか酒場

第1話 私、城の舞踏会にいって王子様と踊りたいんです!セレブな女性に、なりたいんです!そう思ったら、まさかの~

   (いみエモ話)

 意味がわかると、エモイ話。

 あなたは、この話の意味がわかりますか?

    ☆

私の名前は、ツンデレーラ。

 まま母やお姉様たちと一緒に、城で開かれるっていう舞踏会にいこうと考えてま~す!

 …え?

 「君って、まま母やお姉様たちと仲が良いの?」

 ああ、はいはい。

 仲、良いほうだと思います。

 それが何か?

 早く、王子様と踊ってみたいなあ。

 でも、城の警備はめちゃくちゃきびしいっていうんだよね。

 こうなったら、変装が必要?

 そこで私は、通信教育で覚えた魔法を唱えてみた!

 デレデレ、デレレ~!

 セレブな感じに変身する、私たち。

 服装が、アクセサリーを含めて良い感じに変わっていく…!

 化粧も、いいね!

 完璧!

 ちな…。

 「完璧」

 この字を、まだまちがえて覚えている人がいるっていう。

 「やった、完壁!」

 ちがいます。それは、「カンカベ」です。

 正しいのは、こちら。

 「完璧」

 それは、さておき…。

 あこがれの、舞踏会前夜となった。

 「お姉様たち?」

 「なあに、ツンデレーラ?」

 「セレブな私たちがセレブなお城にいくには、まず、セレブな生活に慣れることが大切ですよね!」

 「そうね。早く、慣れましょうか」

 「あたしも、まぜてね」

 「まあ、お母様まで!」

 「セレブに、セレブに」

 「きらびやかで、いきましょう」

 「私たちは、城の王子様と踊るくらいのセレブな女性~♪」

 「ですよね~」

 皆が、仲良し。

 皆でスーパーマーケットにいって、皆でセレブにショッピング。

 「良い物を、買いましょう!」

 「セレブ!」

 「セレブ!」

 「セレブ練習だ!」

 が…。

 皆で、仲良く撃沈。

 「…あ!」

 「どうしたの?」

 「見てください、お姉様たち!」

 「あら!」

 「良く見つけたわね、ツンデレーラ!」

 「安い!」

「さすが、我が娘!私が産んだわけじゃ、ないけれど」

 無意識に、次々と、格安になった見切り品や特売品に手を伸ばしていく。

 そうして、ハッとして頭をかかえはじめた皆。

 「しまった…」

 「踊る資格が、ない気がする」

 「私たち、セレブじゃないんじゃ…」

「うん。今、気付いた」


   (この話の意味)

あ~あ。

 ルックスは、良くなったのにね~。

 いけないクセが、出ちゃいましたね~?

 セレブな貴族は、見切り品や特売品には手を出さないでしょ。

 エモいなあ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ツンデレーラは、セレブになれない。ああ、城の舞踏会~ 冒険者たちのぽかぽか酒場 @6935

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ