女官は見ていた! お屋敷の悲喜こもごもの恋模様を。そして彼女の恋は……
- ★★★ Excellent!!!
家の貧しさゆえ家族のために、福益売《ふくますめ》は上毛野君のお屋敷の女官となります。
女官として雇われれば、家にまとまったお金がもらえるからです。
そう、奈良時代、高貴なかたのお屋敷の女官となることは、売られることと同然。
お屋敷のご主人に手をつけらても、むしろありがたく思わねばならない立場なのです。
女官になった福益売《ふくますめ》は、何を見てどんな経験をするのでしょうか。
「あらたまの恋 ぬばたまの夢 〜未玉之戀 烏玉乃夢〜」では脇役だった福益売《ふくますめ》視点のサイドストーリー。
ぜひ、お楽しみくださいね。