いずれ神話へと至る物語　〜落ちこぼれだった俺が幼馴染を助けるために相棒の妖魔と一緒に神殺しを決意する〜

妖術と呼ばれる力を持った妖魔が跳梁跋扈する世界で、人々はそれに対抗する神術という神秘の力を手に入れた。
そんな世界で、かつては栄華を極めたが現在はどこにでもある小国に成り下がった、大和国という国があった。
主人公天草透は、そんな大和国で御三家と呼ばれる由緒正しき貴族の家に生まれたが、神術を扱うのに必要な神力量が少なく、天草家の落ちこぼれと馬鹿にされていた。
そんなある日、透は魔の大森林で一体の妖魔と出会い、自身の人生を大きく変える契約を結ぶこととなる。


後悔はない――。
たとえそれが、世界を敵に回す決断だったとしても――。


元タイトル：言霊物語