確かな「愛」のかたち。幸せで、あたたかな時間。

筆者様のお母様がひろって来た黄色いインコの「ピーちゃん」。
この子と、筆者様家族の日々を綴った、優しく、ほのぼのと、心温まるエッセイ。

感情の変化を大きく書かず、淡々と綴られていく文章が、かえってリアルであることを映し出す。
読者は、いつの間にか、本当にいつの間にか惹き込まれ、その場で筆者様やご家族と一緒にピーちゃんを眺めている気分になる。

筆者様の、お父様、お母様の、溢れんばかりの愛。

ラストシーン、あなたが見るのは、「『愛』の循環」だろう。

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