この作品にどういうレビューを書けばいいかわからない

正直、深い溜息しか出てこない。
これ、否定的な意味はまったくなくて、むしろ逆。
この作品に、一体どんな言葉で、この湧き上がる思いを伝えればいいのかわからないのだ。
トムさんの作品はどれも、とても好き。
人間らしさの中に、優しさがいっぱい詰まっている。
切なくなったり、苦しくなったりもするのだけど、そこには必ず希望があり、光がある。
今作もまさにそれで、本当はもっとゆっくり、どっぷりとその世界観に浸りながら酔いしれたいのだけど…。
上手く伝えられないので、是非読んでいただきたい。
深い溜息の向こうにあるものを、皆にも味わってほしいと思う。