ホワイトデー
Jack Torrance
ホワイトデー
チョコでも饅頭、シュークリームでもケーキでも何でもいい。
嗚呼、甘い物食べたい。
異常なまでに脳が甘い物を欲している。
チョコ菓子売り場で物欲しげな視線を陳列されてるチョコに向ける遥。
生協の配送センターでパートをしている村松 遥、43歳。
パートが終わり帰りにスーパーで買い物をして家路に就くのを日課としている。
買い溜めは無駄な物まで買ってしまうから敢えてそうしている。
パートの休憩時間。
遥と同じようにパートに来ている主婦連中は派閥を組み他所の派閥の主婦の噂話で盛り上がる。
煙草と缶コーヒーを片手に。
「この前、急に辞めた相羽さん、何でも商品くすねていたのがバレたらしくて今、警察沙汰になってるらしいわよ」
「えー、そうだったの。顔は可愛らしい顔してるのに人って分からないものねえ」
「可愛らしい顔って言ったら楢崎さんだってそうよ。この前、あたし見たのよ。ご主人と違う男の人と駅前のラブホに入って行くところ」
「えー、それって本当なの。楢崎さんのご主人って中学校の先生なさってる人でしょ。人って見掛けによらないものよねえ」
人とは酷な生き物だと遥は思う。
噂話、陰口、誹謗中傷、エトセトラ、エトセトラ…
他人を貶めて優越感に浸る悪しき輩ども。
あたしも何処かで噂の種になっているんだわ。
ストレスが溜まる。
昔は痩せていた。
風呂上がりに遥はウエストの弛んだ肉を摘んで「ああー、脂肪吸引したいなー」と嘆息する。
現在、遥はダイエット中。
お酒や糖質は控え野菜を中心に食生活を改善している。
スーパーの売り場からは焼き芋や甘栗の香ばしい香りが漂って来る。
嗚呼、良い匂い。
ダメ、ダメ、ダメ。
どうにか己を自制し必要な食材だけをカートに入れ会計を済ましスーパーを後にする。
そんな悶悶とした日々が続く。
悶悶としているのはダイエット中で禁欲生活しているからという理由だけに起因している訳ではなかった。
遥はセックスレスだった。
自ら夜の性生活を禁欲している訳ではない。
人が人を貶める今生に嫌気が差して仏門に入った訳ではないのだ。
結婚して17年になる夫の憲章。
憲章の顔立ちはゲーハーになる前のいしだ 壱成のようにまぁまぁ整っていた。
無論、普通のサラリーマンでパワーストーンなんかには手を出していない。
パワーストーンを身に着けただけで世の中上上に暮らせるのならいしだ 壱成も生活保護なんか受給せずに暮らせた筈だ。
いや、待て。
いしだ 壱成は、もしかしてパワーストーンを身に着けていなかったのでは。
どうせ、こんなインチキストーンなんかで運気なんて上がる筈がねえよ!と思っているいしだ 壱成が其処にいたら…?
彼がそんな邪な思想を抱いた状態でパワーストーンを販売していたのならば、それは悪徳商法だッ!
遥も芸能人で似てるとしたら早見 優をちょっとふっくらとさせたといったところだろうか。
傍から見れば美男美女のカップルといったところだろうが性生活が上手くいっているとは限らない。
遥は女の疼きを感じていた。
週5、いや週3、いや、せめて週2でもいい。
遥はセックスをしたかった。
セックス=セクササイズ。
セクササイズ=ダイエット。
この常人には計り知れない方程式が遥の脳内で導き出されていたのである。
その常人には計り知れない方程式の先にはセックスで得られるオーガズムにダイエットが加味されているという一石二鳥のサプライズが待ち受けているのである。
無論、一石で二羽の鳥を落とせたとしても遥は一羽をお隣さんにおすそ分けする。
二羽とも食べると、また太ってしまうからだ。
いや、待て。
鶏肉だったら脂も少ないから食べても大丈夫か?
から揚げなんかじゃなくてソテーにすれば大丈夫だ。
やっぱり、お隣さんにおすそ分けするのは止めておこう。
轟轟と燃え盛る火柱のように遥の食欲は抑制出来なかった。
先月のバレンタインデー。
そう言えば、バレンタインデーなんてこの10年くらい上げてなかったなぁ~と遥は思った。
こういうイベントの時にさり気なくチョコをプレゼントして離れた夫との距離感を取り戻すというのはどうであろうか?
我ながらナイスアイデア!
遥は、その先に待ち受けているセックスという享楽を考えつつも逸る気持ちを抑制してデパートに出掛けた。
遥は、臍繰りから奮発してゴディバのちょっと高めのチョコを購入した。
バレンタインデー当日。
「これ、チョコレート。暫く上げてなかったよね」
照れ臭そうに憲章にチョコを手渡す遥。
その行為は暫く外交関係を断絶していた敵国に旧交を温める意味合いで国の天然記念物をプレゼントするようなものだった。
このゴディバでセックスが出来るなら…
だが、憲章の反応は素っ気ないものだった。
「ありがとう」
たった一言。
その一言だけだった。
エテ語しか喋れないアウストラロピテクスと会話しててもトークは、もっと弾むだろうと遥は訝った。
アウストラロピテクスとの楽しいトーク。
そう、それは、ブラザどもがダズンズ(注、アフリカンアメリカンの男性が相手の母親に関する罵りの言葉を言いあう遊び)のように楽しいに違いない。
だが、夫は違った。
そう、それは、いつもと同じ素っ気ないものであった。
今夜は愛してもらえると思って奮発して贈ったゴディバのチョコ。
淡い目論見は地平線の彼方に沈んだ。
日は、また昇るさ。
遥は想像上のフレンド、アウストラロピテクスの事を想いながら、その晩は自慰に耽った。
そして、眠りに就く遥。
遥は枕を濡らしながら夢の中に溶けて行った。
翌日。
遥はパートを終えスーパーで買い物をして帰宅した。
昨晩の自慰だけじゃ物足りなかった遥。
自ずから望むべからずセックスレスという禁欲生活。
出会い系で男を物色しようかとも思った。
だが、不貞という行為に道義的責任を感じてしまう遥は道を踏み外せなかった。
その異常な精神状態は遥を淫らに駆り立てた。
そして遥は、買って来た胡瓜で自慰に耽った…
バレンタインデーから一ヶ月。
今日はホワイトデーだ。
パートを終え、いつものルーティーンでスーパーに立ち寄る遥。
衝動的に、またチョコ菓子売り場で足が止まり物欲し気な視線で菓子を見つめる遥。
もう三ヶ月以上、甘い物を食べていない。
今日くらいは、まぁいっか!と菓子に手を伸ばす遥。
あっ、そうだ!
今日はホワイトデーだった。
憲章がお返しにクッキーをくれるかも知れない。
もしかしたらマシュマロかも知れない。
最近の歯止めが掛からない物価高。
それに年金だって本当に貰えるもんだか分かったもんじゃない。
憲章がクッキーを買ってくれていたら無駄な出費になってしまう。
そうだ、今日はホワイトデー。
たまには自分へのご褒美も大切だ。
憲章がお返しくらいはくれる筈だ。
何たってあたしはゴディバをプレゼントしたんだから…
遥は菓子を買うのを自重して家路に就いた。
夜の自慰の為にナス、キュウリ、ニンジンを買おうかとも迷ったが何れも高かったので、これも自重した。
6時前に家に着き買って来た品を冷蔵庫に仕舞い洗濯物を慌てて取り込む。
時刻は6時20分。
もうすぐ憲章は帰って来るだろう。
遥は忙しなく夕食の支度に取り掛かる。
遥は憲章の好物である豚肉と大根の煮物と小松菜ともやしの炒め物を拵える。
流石に、大根を自慰に使うという発想までには遥は至らなかった。
だって、アソコがガバガバになっちゃうから…
だが、黒人のペニスを想像すると満更、大根も悪くもないのかも?
大は小を兼ねると言うではないか。
そうだ。
小さい男根よりも大きな男根がいいに決まっている。
大きな男根、略して大根。
ぶっといので蜘蛛の巣が張ったアソコを貫かれたい。
マッチョな黒人に抱かれる妄想を働かせているとテンションが上がって来た遥。
アソコを疼かせながらも張り切って調理に没頭する遥。
だって、夫は今日、私にクッキーを買って来てくれる筈だから…
普段は素っ気ない夫だが、今日くらいは労を労う為に奮発して憲章の好きなシャトーマルゴーも買って来てやっている。
自慰用のナス、キュウリ、ニンジンを買うのを我慢して。
そうだ、このシャトーマルゴーが空になったら、この瓶で自慰をすればいいいんだ。
どうせ、今日も夫は私を抱いてくれないのだから。
機転の利いた発想に己を誉めそやす遥。
時刻は7時20分を回っている。
あれ、おかしーなー。
普段なら、もう30分くらい前に帰って来ててもおかしくないんだけどなー。
夫の帰りを待つというよりも口の中で甘く蕩けるクッキーを待っているというのが遥の正直な気持ちだった。
遅いなぁ~、クッキー、あっ、違った、あの人。
遥はブルーレイに録画している韓流ドラマを観ながら憲章の帰りを待つ。
8時10分を回った時だった。
早起きして炊事、洗濯を熟していた遥は大きな欠伸をした。
録画していた韓流ドラマも終わりテレビのリモコンをあちこち切り替えていた。
ガラガラガラガラ。
玄関の引き戸が鳴ったかと思いきや、のっそりと憲章がキッチンに入って来た。
その表情は、いつもと同じ素っ気ないものであった。
「ただいま」
遥は帰りの遅いのを問い質した。
「何で遅かったの」
憲章は喜怒哀楽という感情を持たないロボットのように淡淡と話す。
「そう言えば、今日はホワイトデーだと思い出して歯科医院に寄って帰ったんだ。暫くホワイトニングをしていなかったからね」
冷酷な殺人鬼のような冷笑を浮かべながら答える憲章。
たった今、ホワイトニングして来た白い歯がキラリと光った。
お前のホワイトニングはどうでもいいよ!と内心でチッと舌打ちする遥。
それより、甘い物だよ、あ ま い も の!
夫が手にぶら下げているコンビニの袋が見えた遥。
チッ、コンビニの奴か!と、またしても内心で舌打ちする遥。
そうだった。
今、眼前にいるこの男。
顔は、そこそこだが金に執着する小っちゃい男だ。
ペニスは並だが、器が小っちゃい男。
夫は昔からせこい奴だったんだと付き合っていた頃の憲章を回想する。
いつもデートは割り勘。
ブランド品のプレゼントも貰ったためしがない。
私は、どうして此奴と結婚したんだろう。
「どうせ君は顔だけで僕を選んだんだろう」と言われても反駁出来ない己が存在しているのは打ち消しようのない事実である。
もう一つ。
彼の前戯にも満足していた自分が其処にはいた。
だが、今はどうであろう。
性生活のない此奴に私は何故ゆえに義理立てして不貞を働かずに悶悶とした日々を送っているのであろうか。
遥は矛盾する葛藤の板挟みになっていた。
だから、私は自分で自分を慰めているのだ。
こんな時に心通ずるアウストラロピテクスが側にいてくれたら…
挿入までは抵抗があるけどペロペロくらいならさせてもいいかも。
ちゃんとペロペロするんだよ、このエテ公!
心の友、アウストラロピテクスの前戯で満足している私が其処にいると思ったら、ちょっと気持ちが軽くなった。
ストレスはよくない。
ホワイトデーのお返しがセブンの在り来たりのクッキーでも、このせこい男が買って来たんだから許してやろうじゃないか。
そうだ。今の私は甘い物を欲しているのだ。
セブンのクッキーでもいいじゃないの。
何事も寛容な心が大切よ。
よし、今日は、まぁ~よしとしとくか。
本当ならば禁固刑12年くらいで毎日、剣山の上で正座させておきたいところだが、今日のところは執行猶予をつけといてやろう。
遥は心で一つ深呼吸して乙女の表情を浮かべて夫に尋ねた。
「その持ってる袋、もしかしてバレンタインデーのお返しとかだったりして」
憲章が冷笑を浮かべた表情のまま言った。
「ああ、これね。バレンタインデーのお返しだよ」
そう言って手にぶら下げているコンビニの袋を遥に手渡した。
「嬉しいー、ありがとう」
だが、貰って中を覗いた遥の表情は『ミザリー』でアニー ウィルクスを怪演したキャシー ベイツのように一瞬で険しくなった。
袋の中に入っていたのは、しらたきと豆腐バーだった。
無論、ラッピングなどはしていない。
コンビニでアマゾンのようにギフトラッピングというサービスをしていないのは公然たる事実だが、仮にギフトラッピングというサービスを開始したとしても、しらたきと豆腐バーをレジに持参し「これ、ギフトラッピングお願いします」という輩は余程、気の触れた人物だとアルバイト店員の女性に訝しがられるのは間違いないだろう。
眉間に皺を寄せて睨めつけながら夫に詰問する遥。
「これ、どういう事」
言葉の端端に刺刺しい毒を含む遥の口調に意を介さず淡淡と答える憲章。
「いや、君、結婚してから、どれくらい太った?君も少しは痩せる努力はしてるみたいだけど…もっとストイックに取り組んだ方が君の為だと思ってね。病気にでもなられたら医療費もバカにならないからね。肥満は万病のもとだからね。一応、ホワイトデーという事で白を基調としたハイセンスなチョイスとカロリーまで計算し尽された僕の気遣いに君も喜んでくれるだろうと思ってね。それに、ホワイトデーにホワイトニングする僕の美的センスも君には共感してもらえたんじゃないかなぁ~」
言葉の端端に皮肉を込めたその口調。
ククククク。
マジ、ふざけた事抜かしやがって・。
ぐうの音も出ない事実を突き付けられて苦虫を噛み潰す遥。
私だって努力してるんだよ。
今日くらいは甘い物が食べたかったんだよ、このボケナス。
今日は、お前の労を労ってやろうと好物の煮物とシャトーマルゴーまで用意してやっているっていうのによ。
「じゃあ、僕は風呂に入って来るから」
そそくさと脱衣室で服を脱ぎ風呂に入る憲章。
沸沸と煮え滾る憎悪の念。
どうせ今夜も私は自分で自分を慰めるんだ。
その先に待っているオーガズムを求めて…
夫としての責務を果さない男。
この恨み、どう晴らさでおくべきか。
風呂から上がりパジャマ姿でキッチンに入って来る憲章。
いつもの食卓の光景が始まる。
会話が弾む訳ではなく出された物を家畜のようにもっさりと胃に流し込む夫。
ワイングラスに注いでやっているシャトーマルゴーを味わいながらちびちびと胃に流し込み自分で手酌する夫。
喜怒哀楽という感情を表に出さず淡淡と憲章は言う。
「やっぱり、シャトーマルゴーは美味しいね」
出された物を完食しシャトーマルゴーの瓶も半分ほど飲んだ憲章は急に眠気に襲われた。
あれ、なんか視界が歪んで見えだしたぞ。
3時間後。
洗面器に入った氷水を顔に浴びせられて目を覚ます憲章。
アアッ、つ、冷たい!
い、一体どうしたってんだ?
何が何だか判らずに狼狽え乍ら状況を把握しようとする夫を眼前に遥はリアル アニー ウィルクスと化していた。
目をぱちくりさせながら狼狽している憲章。
まだ意識は朦朧としている。
憲章が飲んだ最初のワイングラスには遥が心療内科で処方してもらっている睡眠導入剤のマイスリーがすり鉢で粉々にされて混入されていたのである。
ボコッ!
マウントポジションの状態になっている遥。
遥の拳が憲章の頬を捉える。
「ウッ」
少し意識が明瞭になる。
防御の姿勢を取りたいが結束バンドで両手両足が縛られている。
どうやら俺は床の上に仰向けに横たわっているようだ。
然も手足は縛られてる。
もう一発、強烈な拳が憲章の顎を捉える。
「ウグッ」
遥が鬼面の表情で言う。
「おい、お前、さっきはよくも言いたい事を人の気も知らずにずけずけと言ってくれたな。あたしだって痩せたいんだよ。だけど、今日のあたしは甘い物が食べたかったんだよ。ところがどうだ。しらたきと豆腐バーで白を基調だ、アー、何がカロリーまで計算し尽されただ、アー、何がホワイトデーにホワイトニングだ、アー、何が美的センスだ、アー、てめえ、ちょくってんのか。てめえ、人をコケにしてんのか、アー。よし、いいじゃねえか。てめえが二度とホワイトニング出来ねえように、てめえの歯、全部抜いてやる」
そう言い終わると遥は、あの何とも名状し難いアニー ウィルクス スマイルを浮かべて床の上に置いていたペンチを手に取った。
少しずつ明瞭になっていく意識の中で憲章は遥に哀願した。
「な、なあ、君、止めてくれよ。ちゃ、ちゃんと話し合えば解決する問題じゃないか。なあ、た、頼むよ。こんな惨たらしいやり方じゃなくて、もっと生産的に解決しようじゃないか」
アニー ウィルクス スマイルを浮かべて遥は言う。
「うっせーよ、もうおせえんだよ、このトンチキがッ」
遥は憲章の口をこじ開けてペンチで歯を引き抜いた。
「ギャァァーーー!!!!!」
キッチンに木霊する憲章の悲鳴。
それから15分間、悲鳴は鳴り止む事はなく、キッチンはさながらKGBの拷問室と化していた。
全部歯を抜かれた憲章は壮絶な痛みに悶絶し尿を漏らし脱糞していた。
「うっわー、汚い、このお漏らしおじさん、あたしのズボンが汚れちゃったじゃないの。でも、これで、あんたも歯科医院でホワイトニングする必要はなくなったわね。ほら、歯が無いあんたでも、これなら食べられるでしょうがッ!」
言い終わるや否や血だらけの憲章の口をこじ開け憲章が買って来たしらたきと豆腐バーを無理矢理押し込む遥。
「グホッグホッグホッ」
咽び返る憲章を見下ろしながら、この上ない喜悦に浸る遥。
「オラ、食え、このボケナスがッ」
グイグイしらたきと豆腐バーを口内に押し込む遥。
「ンググググ」
白目を剥き意識が混濁していく憲章。
そして、憲章は豆腐バーを喉に詰まらせ窒息した。
息絶えた夫を見下ろしながら優越感に浸る遥。
15秒くらいすると断線していた銅線に一瞬電気が通電したように正気に戻る遥。
其処には怪我を負ったポール シェルダンを甲斐甲斐しく看病するアニー ウィルクスの表情が戻っていた。
はっ!
あ、あたしは一体なんて事を仕出かしてしまったんだろう。
茫然自失する遥。
自責の念と良心の呵責に耐え兼ねた遥は交番に自首した。
無論、言うまでもなく翌日の各社新聞の一面を賑わせた。
〈猟奇的殺人、サイコ妻、夫の歯を全て引き抜いた末に窒息死〉
ホワイトデー Jack Torrance @John-D
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