偉人に対する敬意を感じる文学

最初視た時は不可思議な印象な文学でした。

知識、文化の学びが完成されているのにも関わらず、未完成な文体に私自身少し戸惑いました。

しかし、先生が若りし日に描いた作品と判ると又異なる印象です。

今の先生であればより語彙力の高い文体で描けると感じます。

しかし、それはおいても一人の人物に対する熱意、未完成な文体だからこそ別の視点から美しい熱意を感じ取れる文学としてある意味完成されています。

歴史を学ぶ文学としてはとても良い文学です。

それ以上に若りしの先生の未完成な文体を誰かにみせる勇気は早々に真似出来るものではありません。

ここに先生の誠実さが感じ取れる文学です。

逆にこれから執筆を考えていらっしゃる方々にこそこの文学の熱情に燃えたぎる意志を感じ取って執筆を進めて頂きたいです。

それは私自身にも当てはまります。

私も福音主義的万物救済論の求道者として以前熱意をもって文章を描いていた日々を想い返しました。

一つのことを求める人間は強い。この文学はそのことを改めて感じ取れる文学でした。

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