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     改稿前の

    >でもハルジオン。君は過去から呼びかける。
    『サマー、ごめん。また遊ぼう?』

     『君は過去から呼びかける』が良いと思っていたので、そこが削られていたのが、ちょい残念!

     これは、良し悪しではなくて、個人的な好みの問題ですが、最後の締めは、

    >茂る雑草の中、ハルジオンの花が手を振るように風に揺れている。

    を『揺れていた』と過去形にして、風景描写というか、情景描写というか、で締める方が好きですね。確か改稿前はそうだったような?
     確認してみました。

    >果樹園に茂る雑草の中、ハルジオンの花が咲いていた。

     で締めていました。

     総括として、個人的な感想を。
     改稿して、時系列が整い、サマーの心情がわかりやすくなって、良くなったと思います☆
     ただ冒頭の、恋人についてアメリカ移住、的な部分が突飛で、そちらに持っていかれてしまう懸念はあるように思います☆
     そこは改稿前の方が良かったかも? 飽くまでも、個人的な感想ですが。

     今回の改稿は、遅きに失した感が否めませんが、筆致企画参加者を中心に、少しずつでも、読まれて、感想とか頂けると良いですね。
     次、筆致企画があれば、なる早で作品を発表して、期間中に改稿版もドヤ顔で発表して、ビフォーアフターを見比べて頂けるように、頑張って下さいませ☆

    作者からの返信

    あー、その箇所はいかにも決め台詞っぽいと思ってなくしてしまいました。最初書いたときは決め台詞っぽくて好きでしたが笑

    語尾の判断は難しいですね。見直すたびに動くんで。わたしはあんまりこだわってないですね。こだわれよってな

    んー、冒頭がいらないですかね?
    テーマはあって、そのためには膨らませたほうが良い気がしたんですが、うまく表現できてないみたいです。

    自分ではこの改稿版のほうが劇的に良くなっていると感じてたんですよ。でもあんまりそうじゃないみたいで。むずかしいですね。

    レビューも書いてくださってありがとうございました。
    あとギフトも! すみませーんっ。


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     改稿版は、サマー君の気持ちがわかりやすくなっていますね。 
     そして、いよいよクライマックス!
     結末自体は知っているものの、それが筆致によってどう変わるのか、を、セルフ(竹神チエ様御自身の作品)で試されていて、この企画にはぴったりな試みであるように思います☆
     ただ惜しむらくは、企画から1年が経ち、多くの方の意見が頂けないのは残念ですね★

    作者からの返信

    また誤字の野郎めっ、キーッ!! 報告助かります。

    まあ企画のことは完全に頭になくて。ただ改稿したかっただけです。


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     ここから、改稿前の冒頭が始まる訳ですね。
     会話では方言多用。
     『なんで方言にしたのかな?』と思う一方で、小学生くらいだと素で方言を使いがちだから、そういうことなのかな、と納得。
     地方にもよると思うけれど、大人になるにつれて、標準語の割り合いが増えるのは何故なんだろう? それでも、100%標準語という訳でもなく、それとなく方言が混ざってたりするのですが。

    >「ハルジオン、けえ食べる?」

     『けえ』って、『これ』という意味なのかな、と思うのですが、検索してもヒットせず★
     広島とか岡山の語尾につける『けぇ』しか出てこない★
     どこら辺りの方言なのでしょう?

     改稿前と比べて、サマー君の内面とか、わかりやすくなっていますね♪

    >僕の平凡で他愛ない人生における突飛な瞬間は、あの短い晩春に凝縮していた。

     晩春の一時期とは、相当短い期間での関係だったんだ!
     ただ、『人生における突飛な瞬間』の部分は冒頭の、恋人に付いてアメリカに移り住むという決断によって、薄れてしまっているような?

    >僕はあまりさくらんぼが好きじゃなかった。

     え〜? 私、さくらんぼ🍒とかビワ、好きですよ〜? サマー君、贅沢な子に育っちゃって! さくらんぼいっぱい食べようと思ったら、アメリカンチェリー買うしかない★
     ビワって、なんか地味な印象がするのは何故だろう? 果物では一番好きかも?
     とはいえ、高くてそうそう手が出るモノではない印象で、ビワinゼリーで食べることが多い。ビワ入りのゼリーは、他のフルーツのゼリーより割高ではありますが★
     最近はビワと黄桃の入ったゼリーを食べました。黄桃を入れて単価を下げた感じ?
    (ビワ好きの主張。でもビワって、前話で枯れてしまってたような……?)

    作者からの返信

    誤字報告助かります、修正しました!
    方言にした理由は個性を出したかったからですね。でも言われてみると子ども時代と大人になったサマーの違いを出すのにも効果的だったように思います。アメリカ行くとか言い出してますので、田舎から飛び出すぜ、みたいな。

    方言は岡山弁ですね。けえ、はこれ、の意味です。検索しても出てこないんですね。へー…

    突飛な瞬間は、これまでの人生の中で、って意味ですね。
    この突飛な瞬間があったから、アメリカに移住するという決断もできた、という感じです。そんなことを書いていたはずですが、意味が分かりにくいと思って削ってしまったかも……

    うちはビワの木もありますが、まずいですね。なんででしょう。ビワって育てるの難しいのかもね。


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    >家にも生命力があったのだ。
    >裏手に回ると家の生命力はますます消えた。

     人が住んでいた『生活感』とか、そういったモノを、『家の生命力』と喩えるのは秀逸ですね☆

    >と、その気持ちを和ませるようにウグイスが鳴いた。続けざまに何度も鳴く。でも調子はずれで全然うまくない。下手。

     ニワトリも、ひよこから大人になるときの、『こけこっこー』が、すんげぇ下手なんですよね♪
     あれも練習して、やっとこさ『こけこっこー』と上手に鳴けるようになる。そんなことを思い出しました☆

    >春の盛りの今、カラスノエンドウやシロツメクサが生い茂り放題だ。これでは蛇が出てもわからない。

     この部分で、どういう状況なのかが、グッとわかりやすくなりましたね☆

    >用心しつつ草を踏んで進む。雑草たちの勢いに反し、残念ながら果樹のほとんどは枯れていた。見上げるほどだったビワの大木は根本に残る幹だけになっていたし、木登りしたカキの木は、枝が荒っぽく折れたままになっていて、枝先にほんの少し葉をつけているだけ。

     人が手入れをしないと枯れてしまうんですか? ほっといても、それなりに自分で(木自身で)生きていけるのかと思ってました。

    >元々はカードゲームのデッキを入れておくための缶で、小学生時代に人気だったキャラクターのイラストが描かれてある。そのキャラクターに浮く茶色の錆が月日の経過を思わせるけど、一方で忘れかけていたイラストを目にし、当時の感覚まで生々しく蘇ってきた。

     『遊戯王』とかですかね〜? それしか知らんけど★
     『忘れかけていたイラストを目にし、当時の感覚まで生々しく蘇ってきた。』の部分は、過去の回想への上手い導入ですね。

    >それから茶色く変色したわら半紙のプリントだ。

     えっ! 『わら半紙』って、今でも使ってる学校あるの?
     今は技術が向上して、環境に負担を掛けずに紙を白くすることが出来るようになったため、わら半紙は絶滅した……という訳でもなく、今でも使っている地域とかはあるみたいですね。

     改稿版を読んでの感想。

     改稿前と比べて、より小説らしくなりましたね☆
     一方で、ここまでサマー君(で良いんだよね?)の情報いる? というくらいに、多くの情報がっ! 冒頭なんて、別のドラマが始まるのかと思っちゃった♪
     改稿前は、骨と皮だけだったのが、筋肉と脂肪が付いて、より人間(小説)らしくなってきたね。でも、ややメタボの恐れも出てきたかも?
     これはバランスの問題なので、最後まで拝読しないことには、メタボかどうかの判断は出来ませぬ。
     改稿前のは、あれはあれで完成されてると思ってたけれど、改稿版を読むと、『骨と皮だけだったんだ』というのに気付かされますね。

    作者からの返信

    うげ、誤字多かったですね。修正しました!

    そうなんですよね。冒頭を膨らませたのが文字数倍増の原因のひとつでして。

    以前のは過去が中心だったんですが、今回は現在の僕(サマー)も厚みを持たせてまして。というのも改稿前は企画のプロットを消費するほうに意識が向いてたんですが、今は時間も経っているし企画外なので、主人公の心情の変化を意識して……いるようないないような、まあそんな感じです。メタボになってるだけかもですが。

    果樹はですね、基本人間が食べるように改良しているので寿命は長くないものが多いですね。あと枯れやすいですね。うちはたくさんの果樹を枯らしました。

    とはいえそこで表現したかったのは、時間の経過を感じさせるのと、記憶の中では輝いていたものが現実に見てみるとそうでもなかった、みたいな失望感を表現したかったのです。

    カートは、そう、遊戯王とかポケモンとかのカードをイメージしてます。
    わら半紙は十数年前なら白いのと混ざってる感じだったかな、と。
    資源回収のお知らせとかそうだった気がして。今はきれいなのですけど。在庫がある限り使うでしょうしね。とか思ったり。

    コメントいただいて思うのは、書いてるときは工夫のつもりでやった描写がツッコみどころになりがちだなー、って。今回に限らず、感想をいただくといつも思う点なのです。わたしちょっと鈍いというか、雑な人間でして、考えが足らなくて。余計なことしないほうがいいのかなー、とか思いますよ。残念だわ。リアリティ求めて表現したはずなのにさ。


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    第1話への応援コメント

     1回目拝読して、ちんぷんかんぷんでした★
     私、読解力がないのか?
     皆様のコメントを拝読した上で、2回目の拝読。あっ、今度は多少はわかった☆

     ハルジオン君は、病気か何かで背が伸びないのかな? と、思いました。
     ただ、短い期間で何度も計ったから、伸びてなかっただけ?
     ハルジオン君が乱暴者なのは、1回目でわかったけれど(牛乳瓶投げつけ事件)、不良っぽいのは、最初はわからなかったな★

    >ぼくの他愛ない人生における、突飛な瞬間はあの短い期間に濃縮されているように思う。

     ここの表現は凄いですね。
     サマー君は、果樹園での出来事以外は、波風の立たない人生を送ったのが想像できます。
     濃縮という言葉は、果樹園にもぴったり!
     濃縮還元果汁みたいな?

    >でもハルジオン。君は過去から呼びかける。
    『サマー、ごめん。また遊ぼう?』

     ここ、1回目意味わかんなかった★(→莫迦)
     これが、『参観日の知らせを書いたプリント』の裏に書かれた手紙なんですね?
     うわ〜、なんか泣きそう。ハルジオン君は、きっと、精いっぱいの勇気を振り絞って書いたのでしょう。
     その手紙を受け取ったサマー君が、ハルジオン君に連絡を取るには、あまりにも月日が流れ過ぎてしまいましたね★
     もし、サマー君が、速やかにその手紙に気付いていたら、ふたりの距離はもっと近くにいたのかもしれません。
     とはいえ、不良的なスタンスであろうハルジオン君と近いというのは、必ずしも良いこととは思えないような気がしなくもないのだけれど★
     仮にハルジオン君が(予想通り)不良になっていったとしても、サマー君との間では『良き友達』という関係もあり得ますね☆

     この話は何かと深いですね☆
     さて改稿版がどうなっているのか?
     最初の作品に補完がなされて、より完成度が高くなっているのか?
     それとも、ただ冗長に文字数が伸びて、『正直、最初の方が良かったのに』となっていないとも限らない?
     まあ、竹神チエ先生が、思うところがあって手を入れているのだから、悪くなってる可能性は低いとは思うのですが。

    作者からの返信

    丁寧に読んでくださってありがとうございます。
    実は企画のあと改稿したものなのでコメントとは齟齬があるかもしれません。汗

    誤字報告も助かります。が、実はフィンディルさんの感想を読んでいただくとわかるのですが、かなーり誤字などがね、うふっ、あるらしくて。わかりやすいのだけはすぐ直したんですが、他は放置してまして。でも今回の指摘箇所は修正しましたよ。

    濃縮還元果汁。笑

    わかりにくかったですかね? なんかすごくこの話は書きにくくて。下手にシリアス意識して頑張りすぎたようです。

    改稿版は少しは時系列がまともになったかな、と思っています。

  • への応援コメント

    せつない。せつないですわ。

    方言がよくわからん、「〇〇だけー」とかは言うけど
    とか思いながら、読ませて頂きましたが、
    細かいことはどうでもいいくらいに(いいのか?)、せつなさを感じているのです。

    ううっ、わたしも人の心を動かせる作品、書けたらいいわね。いいなぁ。

    すごいなぁと思った文章はこちら↓

    >まるで果樹園の空間の上からそっと置くように、ウグイスが鳴いた。

    作者からの返信

    方言、やっぱりわかりにくいですかねー。加減が難しいですよ。なんとなく雰囲気で伝わってくれたらと思ったんですが……。
    まあ方言で書きたい気分だったのでこれで良しとします。

    そこの文章はちょっと工夫したので上げてくださって嬉しいです。
    わたしが思うにですね。桜庭さんは人の心を動かせるけど、動かすのが怖くて加減してとめている印象ですよ。なんで実際は書けますよねー? 笑


  • 編集済

    への応援コメント

    改稿前、第一話の感想ですが、
    読み進めながら、前よりも整っているなぁ、
    あっ、フィンディルさんに読んでもらう前に改稿したとか、
    「感想」の、コメント欄に書いてあったなぁと思いながら、
    読ませて頂きました。

    あれもよかったわよ。

    と思いながら。

    >アメリカ様

    で笑いました。面白いです。

    サマーが僕、のはずなのに、なんだか、ハルジオンと名前がごっちゃになっているような気がしたのですが、
    何度か読んだら、意味を理解することができました。

    作者からの返信

    そうなんですよ。筆致企画の時のは、読み直して「なんじゃこりゃ」ってくらい時系列が動きまくってたので、それなりに整えたのです。まだ不十分でしたが。

    あ、やっぱりその箇所ややこしいですよね。そんな気はしてたんです笑
    さっき読み直していらない気がしたのでがっつり削りました。感想書いてくれてありがとうございます!

  • への応援コメント

    改稿前も良かったですが、改稿版もいいですね☆
    文章が美しい!
    登場人物の話す言葉が方言なのも、より臨場感を感じました(●´ω`●)

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    頑張って改稿したかいがありました。
    ちょっと工夫したくて方言にしてみたんですが、これ通じるかなあとか思って。笑 コメント嬉しいです!!

  • 第1話への応援コメント

    日本が舞台なのに、不思議と外国の話のような印象を受けました。

    それから、サマーが抱いた背徳感や罪悪感が、自分の子供時代の記憶と重なって、めちゃくちゃ胸をえぐられましたね。
    ノスタルジックな気持ちになったり、いろいろ考えさせられたり、読んだ人の心に響くいいお話だと思いました。

    作者からの返信

    あっ、外国の話っぽくしたかったんですよ。主に名前のところにその企みがでてるんですが。全体の雰囲気でもなんとなく外国風が醸し出ていたらうまいこと演出できていたのかなと思います。それが良いのかは置いといて←
    もやっとした話になったのですが、上滑りせずに描けていたら嬉しいなあと思います。星もありがとうございます!

  • 第1話への応援コメント

    私の作品とは違い感情の吐露が少なく、淡々と物語が進んでいきます。
    それがまたこの作品には合っている。好きですね。
    哀愁を感じさせます。
    素敵な物語をありがとうございました!

    作者からの返信

    お褒め頂きありがとうございます!! ほとんどが過去を振り返っている話ですからね。えーきちさんの作品にある躍動感と切迫感とは違ってくるんでしょうね。星もありがとうございます!

  • 第1話への応援コメント

    ハルではなく「ハルジオン」というのがひとひねりあってよいですね。おそらくハルジオンは家では虐待されていたのでしょうが、それでも感性は優れていたのだろうなと思わせる描写でした。
    孤独なハルジオンがサマーと交流することで、少しでも穏やかな人生を歩めたらいいなと願ってやみません。

    作者からの返信

    おっしゃるとおり、少しひねりたくてハルジオンにしました。ちょっと翻訳ものっぽい雰囲気を出したかったのもあります。そういうのが好きなので。
    サマーとの交流はハルジオンにとっては楽しいものだったはずです。ハルは内向的ではないので、たくましく人生を歩めることでしょう。お読みいただきありがとうございました!

  • 第1話への応援コメント

    ファルシオン(刀剣)かと思ったらハルジオン(草花)だったよ。

    失礼。

    いい子が描かれることが多いのですが、この作品のハルは癖が強いですね。
    そういう普通の子がドン引きしちゃう個性がどう成長したのか興味がありますが。出てこないですね。

    ちょっと残念。
    でも、ここがキモなのではと思いました。




    作者からの返信

    ハルの成長後がキモということでしょうか?
    なるほど。なあんか、わたしはいつも最後まで集中力が持たなくて、適当に終わらせてしまうんですよね。なかなか完成度があがりません。

  • 第1話への応援コメント

    優越感と正義感と友情と……複雑な人間模様ですね。ハルジオンからの手紙、精一杯の勇気だったかもしれませんが、届かなかったのがなんとも切ないです。

    生い立ちが複雑なハルジオンは、どんな人生を歩んだのか気になります。幸せになっていてほしいです。

    正しいことが正しくないことがあるという、生きていくことの難しさをしみじみ感じました。

    短い字数の中にギュッと小説のエッセンスが詰まっていて、すてきな物語でした。

    作者からの返信

    はっきり言葉にしにくい感情を場面で見せて感じ取ってもらえたらと思って書いたので、複雑さが表現できていたなら頑張ったかいがありました。

    ハルジオンの手紙はいろんな勇気が詰まっていたと思いますね。それを子ども時代に受けとっていたらまた違った展開になっていたと思います。

    あんまり長くならないように気を付けていたら、なんだかまとまりがなく強引に締めたようでもある話でして。それでも評価いただけて嬉しいです!

  • 第1話への応援コメント

    竹神さんはもうっ!ほんとにもうっ!( ;∀;)
    この雰囲気ですよ!竹神さんはこういうの書かせたらうまいんですよ!内面を書くのうまいんですよ!

    ハルジオンはあれですかね、ちょっと家庭環境がよろしくない子なんですかね。あんまりご飯を食べさせてもらえていないような。かといって持ち帰ると怒られる。貧乏人だと馬鹿にしてんのか、みたいな、そんな話を読んだことありますね。それはまぁ置いといて。

    国語の教科書に載ってそうって思いました。読む人によっていろんな考えというか、刺さるポイントとか、これは良くないよねとか、そういうのを話し合わせるのにちょうどいい話というか。

    いやお見事ですよ(何様)

    作者からの返信

    ぴょーっ!!
    うまく書けてますかねーっ。コメディを封印するとこんな薄暗い雰囲気になりますよ。うふふ。

    ハルジオンはですね、まあ羨ましくない家庭環境でしょうね。
    ほんとはですね。BLっぽいものを書こうとしていて、さくらんぼの下でチューさせようとしてたんですよ。んで結婚するけどあの日のキッスが忘れられない、みたいな展開にしようと。

    しかし背比べでチョークで書くことにしたら、甘酸っぱさが吹っ飛んでしまいましたね。まあそういうこともあるでしょう。うん。なんだか真面目な話になったようで、良いもの書いちまったな、はっはー、て気分です(有頂天)
    星もありがとうございます!

  • 第1話への応援コメント

    道徳、の意味がわかりました……疑似体験をして共感できるようで、共感できないような、ざわざわした気持ちになりますね、これは……まさに道徳。

    淡々と語られているようで、感情をクリアに表現されていてびっくりしました。めちゃくちゃ勉強になりました。
    出来るかと聞かれると無理そうな気がするぐらいすごいんですけどね!!

    前の虫のお話(すみません、どの筆致企画か忘れました(・・;))の時も子供の心境をよく汲み取られてるなぁと思ったのですが、まさにこれですね。正義で残酷で、あまりにも純粋な感じを受けました。

    作者からの返信

    道徳フィルターは薮坂さん効果ですね。笑
    あらまっ、感情表現うまくできてますかっ。それは嬉しいです。ちょっと何言ってんのかわかんなくなって投げることも多いので。
    今回のも、最初書こうとしていたのと違う感じになって、結局それとなくまとめて終わらせた感があるものですから。すごく良い感じに感想いっていただけて嬉しいです。
    星もありがとうござます!

    編集済
  • 第1話への応援コメント


    最初の書き出しが、これから何度も呼ばれる二人のnameを印象付けられて良いなと思いました。

    田舎の感じもいいなと思いましたね。特に梅シロップのソーダ割りジュースに婆ちゃんの作ってくれたシソのサイダーを思い出しました。

    ハルジオンは良い子ではないのだろうけど、その逞しい精神にはどこかで憧れを持ってしまうかも知れません。悪いことをしたいわけではないけど、自分に無いものにはちょっと惹かれてしまう何かがあるのかも。でも、ずっと同じ道を歩いていたらいつかはトンデモない事に巻き込まれてしまいそうですね。果樹園という世界に縁が繋がってはいたのだろうけど、長い年月立ち寄らなかったらもう、サマーとハルジオンの縁は繋がる事は無いのかな?

    何回か読み直したら読後の答えがいくらか変わりそうなお話だなと思いました。

    作者からの返信

    書き出しは自分でも気に入っていたのでそう言っていただけて嬉しいです!
    シソジュースもありますね。わたしも友だちのおばあちゃんが作ったものを遊びに行ったときに飲んだことがあります。

    ハルジオンみたいな悪っぽい子に憧れたりしますよね。仲良くしてるだけでなんか大物になった気分がして笑。でも実際に何かに巻き込まれたりしたら、と思うと急に距離置きたくなったりもして……。でも、もしかしたら二人がまたひょんなことから縁がつながる可能性もありますね。
    星もありがとうございます。なんだかラストがぼやっとしてしまったのですが好意的に受け取っていただけてありがたいです。

  • 第1話への応援コメント

    えっ、素敵!って思った読後です。
    感傷、うん感傷ですね。後悔と正義感、あとハルジオン君への友情なんかの挾間の葛藤、儘ならない人生の深さを感じさせてくれる作品でした。子供時代のやらかしって案外結構ふと思い出したりして引きずってたりします。うん、わかるよサマー。

    作者からの返信

    まあ、そうですか!
    すてきと言っていただけて嬉しいです。こう……スカッとする話じゃないのでね笑。子どものころのやらかしは結構覚えているものですよね。ここで葛藤できる子は物事を考えられる大人になるでしょうし、ちゃらんぽらんなら大人になってもやらかし放題な気がします。なんてねっ。
    星もありがとうございます!

  • 第1話への応援コメント

    悲しい話かしら? どうかしらと思い、昨夜はフォローだけにしておいたのですが、
    読みたかったので、読んでから応援を押すか考えようと思い、
    「えいやっ!」と勇気を出して読み始めたのです。

    なんということでしょう。シリアスだとこういう文学的な香りがする作品になりますね。ええ、角川つばさでも良さそうな気が少ししましたよ。
    企画は企画ですけれど。なんというか、この空気感。チエさんの個性は素敵だなぁと読ませて頂きながら思いました。
    作家読みしたくなるような作家さんですね。

    作者からの返信

    最近は聖女といいシリアスものの公開が続いてますからねー。裏ではコメディ書いてんですよ。今止まってますけど。

    文学的な香りがしましたかっ。きゃー! 嬉しいです。
    わたし個性ありますかね? そうかしら。(*´艸`*)
    ☆もありがとうございます!!

  • 第1話への応援コメント

     コメント失礼します。
     すごく繊細に人間関係を描いた作品ですね。二人だけの空間で仲良くしている…と思いきや、二人だけの空間でしか仲良くしていない…。ハルジオン君はひどく乱暴な子だし、サマー君はそんなハルジオン君を相手にすごく緊張して気を遣い、一方で無意識に見下している。「私がサマー君の立場なら、きっとこんな気持ちになるんだろうなぁ」というのがピタリとはまる、そんなリアルさがあります。
     時系列がわかりにくい…と指摘をしたいのですが、全体として大人サマー君の回想であろう本作なので、ぽつぽつと追憶をする感じがかえって良い雰囲気を出していますね。「牛乳投げつけ事件」がどの時期に起きたことなのかはけっこう気になりますが…!
     ハルジオン君からの手紙は、胸にくるものがありました。茶色くなった参観日のお知らせプリントの裏。当時の家庭環境や、見つけてもらえなかった年月が詰まっている気がしました。乱暴者でいじっぱりな彼が精一杯に書いた、簡素すぎる文章が…。泣
     懐かしくも切ない物語でした。ありがとうございました。

    作者からの返信

    すごく丁寧に読んでいただけて嬉しいです。ありがとうございます。
    二人だけの空間でしか仲良く出来ないって、ほんとそうですね。自分で書いててなんですが、改めてそういう関係しか築けなかったんだな、と発見しました。

    時系列がうまく書けないんですよねぇ。あっちこち動いちゃって。順番に書いていけばいいと思うんですが、思いついた場面から書いて、後から前後いじくったりするせいか、自然につなげるのが難しいです。
    牛乳投げつけ事件は果樹園で会う前ですね。そこんところ、ちょっと加筆してみました。アドバイスありがとうございます。

    ハルジオンの手紙が参観日のお知らせプリントなのは、暗示(?)的な意味合いも込めていたので、そこを挙げていただけて嬉しいです。工夫したかいがありました。そんなドヤるほどの工夫でもないですが← 星もありがとうございました。

  • 第1話への応援コメント

    ああ、ノスタルジックで田舎の風景が浮かびますねー。こないだのホワイトドラゴンと少し似た雰囲気ですねー。最近竹神さん、こういう路線得意なんですか?とってもよかったです。

    作者からの返信

    こういう路線が得意なのかもしれません。田舎にずっと暮らしてますしね。逆に賑やかなシティの様子はよくわかりませんです。
    または単純にシリアスで一人称を書くとこうなるという芸のなさな気もしなくもないですね。いやでも、よかったといっていただけて嬉しいです!! 星もありがとうございました。

  • 第1話への応援コメント

    >彼のことはハルジオンと呼んでいた。ぼくはサマー。
    書き出しからぐっと掴まれてしまいました……。
    ハルジオン、自分がこどものころは別名からなんとなく嫌われていましたし、一方で歌になってたりして、すごく複雑な感情を思い起こさせる花なんですよ。花に関しては、私の個人的な感情なんでしょうけど。ハルジオンな彼にもなんだかすごく、胸をざわざわとさせられます。
    ハルジオンの背景ははっきりしないし、サマーもまだ未熟な子どもで。腫れ物に触るようではないけれど、ハルジオンの存在と、サマーとのやりとりを遠くから見ているしか出来ないような、もどかしい気持ちで読む物語でした。
    胸に強く残るお話、とても沁みました。

    作者からの返信

    おー! 書き出しは最初に浮かんでそのまま変更せず、なので嬉しいですっっ。

    わたしはハルジオンとヒメジョオンが、どっちがどっちだかわかんなくなりますね。何回聞いても覚えられません。どちらにしても可愛い花だと思います。別名はあれですね、ヘクソカズラ並みに不憫ですよね。笑

    すごく好意的に読んでいただけて嬉しいです。なんかすっきりしない話になったのですが、雰囲気でまあ何となくいい感じに仕上がってたらいいな、みたいな気持ちですよ。
    星もありがとうございました!

  • 第1話への応援コメント

    コメント失礼いたします。

    これまた本企画に参加された他の先生方の作品と同様に、私の幼少期のビター(黒歴史?)な記憶を呼び起こすかのような描写で胸が苦しくて勝手に感情移入してしまい…。
    中々に過酷な企画に参加してしまったと若干の後悔もあります。

    私は「サマー」側の主張できないタイプの人間でしたので「ハルジオン」みたいなやつって必ずクラスに一人は居ました。

    少々身勝手な意見ですが、彼はハルジオンとの距離が出来た事に内心、安堵をしていたのではないか。彼と人生が同じ桜から徐々に枝分かれしていったのは必然だったのではないか。
    自分の過去と「サマー」の境遇を重ね、そんな風に思ってしまいました。

    作者からの返信

    おぉ、ビターな幼少期を呼び起こしてしまいましたか。今回はしっとり系の参加作品が多いようですね。筆致企画は毎回盛り上がります。

    わたしも完全にサマー少年タイプでしたねぇ。今もそんな感じですが笑
    ハルジオンと距離ができたことで安心した部分もあると思いますよ。洒落にならないことにも巻き込まれそうですからね……。
    丁寧に読んでくださり、また星もありがとうございます!

  • 第1話への応援コメント

    切ない。。。

    ハルジオンとサマーは、友達にもどれる可能性はあるだろうか?
    とか、真剣に考えてしまいました。

    サマーの考え方も、ハルジオンの考え方も、どっちも共感できるから、本当に困りました(笑)

    作者からの返信

    仲直りするチャンスはあったんですけどね。果樹園に行かなくなったことで縁が切れちゃいましたよ。なかなかサマーもですね、頑固な子です。その割に大人になってから戻って来てますけどね。根に持つタイプなんでしょうか……笑。

    どっちの気持ちにも共感できる余地がある表現でちゃんと書けていたのだったら、すんごく嬉しいです。星もありがとうございました。

  • 第1話への応援コメント

     コメント失礼いたします。
     心の奥が震えるような物語でした。多分似たような痛みというか、ハルジオン少年のような存在が、自分の子供時代の記憶の原風景にあるのだと思います。(ちなみにあの花はハルジオンという名だとみんな知らないくらい、別名で呼びならわされた地域出身で、そこも懐かしかったです(笑))
     ハルジオン少年の心情は想像するしかないわけですが、最後に薄くひかれた黄色い線が、私には救いに感じました。

     個人的には、サマー少年が、あんまり大成していなそうなところも良かったです。(←イジワルおばさんの視点)

     何度も思い出してしまいそうな、素晴らしい物語を、ありがとうございました。

    作者からの返信

    わあ、ありがとうございます。
    ハルジオンはわたしが会ったことがある厄介な子(言い方)をあちこち継ぎ接ぎしたかんじですねぇ。ハルジオンの別名、わたしは今回改めて知りましたよ。和名って意外とひどいの多いですよね。笑

    サマー少年はね、絶対主人公にはならないタイプですよね。たぶんハルジオンと遊んだ日々が彼の人生で一番センセーショナルな出来事ですよ。
    星もありがとうございました!!


  • 編集済

    第1話への応援コメント

    ハルジオンは、ハルジオン(花)の別名を知っていて自分をそう呼んでいたのですかね。大人から見ると、とてもかなしい子どもに思えますけど、なんか盗んだバイクで走りだすような青春を送ってそうだなと思ったらちょっとなごみました(え)

    心の奥がムズムズするというか、この読後感をどういったらよいのか。コメントするのがむずかしい物語でしたが、いろいろ想像していろいろ考えてしまう。わたしはとても好きなお話でした。

    作者からの返信

    誤字がすげー!! (≧∇≦)
    ありがとうございます、ありがとうございます。
    修正しました。やー、読み直しで書き足した部分ばかりミスってました。笑

    ハルの名前指定を見た時に、なんか付け足したくてハルジオンにしたら、別名を見てまあこんなことになりましたよ。本人はたぶん知っていてつけたような気がします。気がしますって言い方もあれですが。

    ハルジオンは生きていく力は強そうですからね。窓ガラス割って回った後は、案外、何かの社長さんとかになるかもしれません。

    すっきりしない話になっちゃったんですよね。コメディ封印するとシリアスまっしぐらでして。でも好きと言っていただけて安心しました。嬉しいです。評価もありがとうございます!

  • 第1話への応援コメント

    竹神さん、こんばんは薮坂です。
    かぁー、こいつぁすげぇ! これが第一印象です。正直言って細部まで理解できたワケじゃあないんですが、なんていうんでしょう、「コレ道徳の教科書に載ってる話なんだぜ」って言われても全然疑わないほどの完成度を感じました。

    すごく嫌な言い方になってしまうんですけどハルジオンはいい奴じゃあないですよね。じゃあサマーはいい奴なのか、いやそれも100%いい奴じゃあないと思うんですよ。この辺の含みというか含蓄というか、そういうのがこの「少し物悲しい印象を受ける筆致」とうまく融合していて、とても独特の雰囲気を出している。そんな印象を受ける、いい意味で少し難しい物語という印象を受けました。

    ハルジオンの気持ちっていうのは作中では明かされず、だからこそ読者は気になるワケですが、説明が難しいのですけどどれも正解でどれも不正解なのかなぁと思いました。
    「事実はいつも好きに形作られる」というのがキーになっていて、ハルジオンにとっての事実と、サマーにとっての事実と、読者にとっての事実は違う。なんとなくそんな印象を受けました。

    この物語、正直言って万人には受けないと思うんですけど(失礼な言い方ですみません)、私にはめちゃくちゃ刺さりました。いろんな解釈があって、いろんな考え方ができて、読む人の数だけ正解があるっていう「読書」の楽しさを再認識できる物語でした。

    やはり天才か……! という月並みな言葉で申し訳ありませんが、深い物語でした! あっぱれです!

    作者からの返信

    キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
    薮坂さんの褒め殺しコメント!!

    やーやー、そんな持ち上げても何も出ませんてっ。気持ち悪い笑顔になるだけですってぇ。
    でも良い風に読み取ってもらえて書いてよかったと思いますよ。ほんとありがたい。凄いもの書いたみたいじゃないですか!

    そうですね、サマーも純度100パーの良い子ではないんですよね。ちょっと上から目線でハルジオンを見てますから。なので、はっきりしたわかりやすい話じゃなくて、なんか含みがあるといいますか、読む人によって解釈が変わるような、善悪はっきりしていないものにしたかったので、もし、そんな雰囲気が出ていたら大成功です。嬉しいです。真面目に取り組んで良かった!!

    丁寧にコメントして頂いて。評価もありがとうございました。ほっとしましたー。

  • 第1話への応援コメント

    子どもって、やってはいけないとわかっていても罪を犯してしまうこともあれば、いざやってしまったことで、どうしようもなく悩む場合だってありますよね。

    もうすっかり昔の話で、知っているのは二人だけ。ですがサマーにとっては消えることのない記憶として残っていますね。
    ハルシオンも、時々振り返ることがあるのでしょうか。そしてその時は、胸の中で何を思っているのでしょう。

    作者からの返信

    大人よりも善悪に敏感だったりしますものね。
    わたしも子どもの頃、父が速度違反でお巡りさんに声かけられたという話を聞いたとき、刑務所に入るのかと思ってビビりましたからね。やだ、お父ちゃん、犯罪者になっちゃった、て。いや速度違反はダメです。のろのろ運転すべきです。

    そうなんですよね。二人だけの記憶ですし、短期間の出来事なんですが、サマーの中では無視できない記憶になっているんだと思います。ハルジオンのほうではどうなのか……。

    さっそく読んでくださり、コメントに評価にありがとうございました!

  • 第1話への応援コメント

    子供の頃って、やっちゃいけないことをついやってしまい、後になってそれがすごく怖くなることって、ありましたよね。

    ハルジオンとはもう何年も会っていないのに、急に気になったのは人生の中での大きな後悔や後ろめたさがあったからなのかもって思いました。

    ハルジオンは会わなくなった後、サマーのことをどう思っていたのかも、気になりますね。
    もしかしたらハルジオンの心にも、サマーはまだ残っているのかもって想像します。

    作者からの返信

    やっちゃいけないことをやってしまうスリルに惹かれたりしますからね。で、あとですんごい怖くなってね。今思えばたいしたことしてないんですけども。笑

    ハルジオンはサマーのことをどう思っていたのでしょうね。良い金づる?みたいなものだったのか、それとも……。

    今回書いてて思ったんですが、わたしはどうも餌付けする展開が多いようでして。カクコンに出したやつも餌付けてましたしね。で、喧嘩するんだな。

    さっそく読んでくださり、丁寧なコメントに評価もありがとうございました!