彼女たちが競い合った春の日は。

ナツとハルが『桜姫』の座を競い合ったあの日。
けれど、ナツは徐々に限界を感じていく。
それは努力の足らなさだったのか。努力を努力と思わない才能の足らなさだったのか。

競い合った春の日にお別れを告げるナツが選んだ道は…。
たとえ別の道を選んだとしても、夢に向かって進んだ軌跡は消え去ることはない。かつてのあなたの挑戦は、別の花を咲かせるだろう。

それはきっと、別のところで戦う戦友にも届いてる。