概要
今度こそ、貴方の手を離さない。たとえ世界の全てを敵に回しても。
長い昼寝から目覚めた心地で目を開くと、いつも傍にいてくれたはずである相棒がいた。
それは見慣れた『いつもの光景』であるはずなのに、なぜこんなにも胸が締め付けられるのだろうか。
芙颯国第三皇子にして、玉仙宮筆頭巫覡『金簪仙君』秋紅殷。
とある初夏の善き日に、紅殷は木陰の下で目を醒ました。傍にいた相棒にして護衛官にして幼馴染・采晶蘭によると、紅殷は巫覡としての任務中、予期せぬ襲撃を受けて負傷、昏睡状態に陥ってしまっていたという。
祭祀の場へ本隊を先に向かわせて、自分達はこの村で療養していたのだと紅殷は説明を受けるが、紅殷の記憶からは今回の任務に関する記憶が綺麗に抜け落ちていた。
ここまで旅をしてきた記憶もなければ、『任務』の詳細を把握していないことにも混乱する紅殷。しかし絶対の信頼
それは見慣れた『いつもの光景』であるはずなのに、なぜこんなにも胸が締め付けられるのだろうか。
芙颯国第三皇子にして、玉仙宮筆頭巫覡『金簪仙君』秋紅殷。
とある初夏の善き日に、紅殷は木陰の下で目を醒ました。傍にいた相棒にして護衛官にして幼馴染・采晶蘭によると、紅殷は巫覡としての任務中、予期せぬ襲撃を受けて負傷、昏睡状態に陥ってしまっていたという。
祭祀の場へ本隊を先に向かわせて、自分達はこの村で療養していたのだと紅殷は説明を受けるが、紅殷の記憶からは今回の任務に関する記憶が綺麗に抜け落ちていた。
ここまで旅をしてきた記憶もなければ、『任務』の詳細を把握していないことにも混乱する紅殷。しかし絶対の信頼
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