嗚呼！神様、今世は推しと結婚させて下さい！！

今は昔。竹取の翁というものありけり。
かの有名な竹取物語は実在した。
償いを終えたかぐや姫はようやく輪廻に入り、現世に生を受けた。
「今世は好きな人と結婚する！」
覚悟とは裏腹に悲しきかな、ダメンズに求婚を迫られるかぐや姫。
そんな時、出会った少年は幼き日に読んだ「小夜啼鳥」のように美しくも悲しかった。
今世を謳歌するために輪廻転生した作家や画家たちと、推しの童話作家と結婚したい元月人の学園ラブコメディー。

実際の歴史上の人物をモデルにしていますがフィクションです。作者の解釈で書いていますので苦手な方はご注意ください。