連載開始から一年が経ちました。
『ガキ英雄譚』の連載開始から一年が経ちました。
執筆期間はプロット段階も含めますと五年近くになるので、連載開始も感慨深いけれども「あっ、もうそんな経っちゃった?」って感じが強いですが、
とりあえず一年間を振り返ってみます。
まず、Web小説界隈にめちゃくちゃ疎かった私は、投稿準備の段階でとにかく戸惑いました。
(アカウントは2021年くらいに作りましたが、何もせず放置のままでカクヨムのサイトを覗く事すらしませんでした。)
何に戸惑ったかというと、「キャッチコピー……何て書けば良いんだろう?」「あらすじ……自分じゃ思い付かないって!」等々です。
マジで連載を始める前から戸惑いばっかりでした。
ジャンル選択も「これで良いのかなぁ?」と分からずポチってましたし……
そして、ランキングを見ると愕然……「こりゃ俺の作品が入る隙が無いわ」って思いました。
マジで何も知らなかったので(調べろって話ですが、それは置いといて)「面白ければ勝てるっしょ!」くらいの軽い気持ち……いや、軽くはないですね。ガチで気合い入れて書いてましたので、軽くはないです……ですが、「いけるっしょ!」の気持ちはありました………が、ランキングを見て一気に不安に陥りました。
ですが、ですが!
『ガキ英雄譚』の執筆は既に第三章の折り返しを過ぎた辺りでしたので(もしかしたら丁度現在連載中の話辺りだったかも)、自信だけはありました。
「ガキ英雄譚は面白いぞ!」という自信だけは……
しかし、その鼻もすぐに折られました。
だって、マジで読まれない。マジで読まれない。何故か二回言いますが、マジで読まれない。
あっ、三回目ですね……
いやぁ私、全然知らなかったのです。
読まれるWeb小説の定石を……
それを知ったのは読まれなさすぎて手を出してしまったTwitter(現X)の「RTした作品を読みます」ってヤツ。そんな名前のヤツ。ちょっと違ってるかも知れないけど、そんなヤツ。
そんな「読みます」ってヤツでですね、何人かの方に読んで頂いたのですが、まぁ感想は同じ。
「展開が遅い」
これでした。
私自身はそうは思っていなかったのですが、皆さんそう言う。
そこで私は気付きました。
「そっか……Web小説って日々の隙間時間に読むものなのか!」っと。
例えば通勤時間や昼食の合間や家事の合間に……
でも俺は、「小説っていったらコーヒーを用意して、ゆったりと時間を作って読むもの」だと思っていました。いや、今も"本"だとそうだと思います。
でも、Web小説は違っていた。
それを知らずに私は、ポンポンスポポーン♪ポーンスポンスポン♪と進まぬテンポの構成にしてしまっていた。
まぁ、ポンポンスポポーン♪なテンポで作るなら『ガキ英雄譚』は書いていませんが。
『ガキ英雄譚』は今の構成じゃないとダメな作品、駄作品、ダダダダ作品になると思うので………ポンポンスポポーン♪なら別作品を書いていました。
ですが、ですが、私には手札は『ガキ英雄譚』しかありません。
これでいくしかない。
つーか、『ガキ英雄譚』という作品を書けたから「投稿しよう!」ってなった訳で、タマゴが先か鶏が先か……みたいなもんで、『ガキ英雄譚』じゃなければ、そもそも投稿はしてない訳で、『ガキ英雄譚』だからこそ勝負をしたかった訳で……
なので、訳で、私は諦めませんでした。
「さっさと空割れろ」とか「キャラを台詞で説明しろ」とか「主人公は少年だけにして他は捨てろ」とか色々言われましたが、本編の内容は頑固に変えずに、あらすじを冒頭だけを表すものに変えたり、読み合い企画に積極的に参加したりして、そりゃもう足掻きましたよ!
その間にも、Twitterで読書配信をうたっている良く分からんヤカラに、生配信で流し読みよりも更に流し読みみたいなヒドイ扱いをされて、
(いや、応募したのは自分。自分も悪い。)
「つまんねぇ」だとか「こんなの誰も読まない」だとかって、配信者&コメント欄にいる奴等に暴言を吐かれたりしましたが、わたしゃめげませんし、わたしゃ奴等を未だに許しておりませんよ。
お前らも小説書いてんだろ?
人の作品には敬意を払えよ。
売れた作品を書いてる訳でもないのに偉そうに!
少年がタマゴを守ってるってどう読めばなるのよ?
誘拐犯の男が正義を殴った後に、「男どこ行った? 急にいなくなったぞ」とか「さっき殴られたの意味ないじゃん」とか、どう読んだら何のよ?
ちゃんと読んでから文句を言え!!
あ……スミマセン。ブラックビーグル発動しました。
速やかにレモンビーグルに戻ります!
まぁまぁまぁ……そんな悔しい思いもしたからこそ、「絶対負けてなるもんか!」って、伸びないPV数を見ながらも、増えない☆を見ながらも、何度も奮起しました。
「『ガキ英雄譚』は絶対に面白いんだ!」って信じていますから。
今でも。
それからですね、第一章の連載は不発のまま終了し、暫しのお休みを取りまして第二章の連載を開始しました。
すると何故でしょう。
前よりか伸び始めたのです。
っても、めっちゃじゃないです。
そして、ごめんなさい。何故なのかは未だに分かっていないので、もしか連載開始当初の私みたいに悩んでいる方がいても、明確な答えがないので悩み相談には乗れません……マジでごめんなさい。
アドバイス出来るなら、色んな人の作品をとにかく読みに行こう!……これしかないです。
伸びてきた理由は分かりませんが、伸ばそう伸ばそうとしている内に良い出会いもありました。
それこそ読み合い企画でですね!
お名前を勝手に出すとご迷惑かも知れませんので、お名前は伏せておきますが、感謝してもしきれないくらいにお世話になっている方が数名おります。
その方達の作品を読んで勉強をし、そして負けん気も起こし、毎日くださる拙作へのコメントを読んで更に勉強し、ニヤリともする……そんな楽しいカクヨムライフをその方達は私にくれました。
勘違いかも知れませんが『ガキ英雄譚』が私だけの物じゃなくなった気分にもなってます。
あっ……そろそろ纏めないと文字数が増えすぎてしまうぞ。
でも、どう纏めたら良いのか分からんぞ……
「一年間を振り返ってみます」としましたが、振り返れたのかな? 大分雑だし、思い付くままに書き過ぎじゃないかな?
まぁ、エエ。
エエねん♪ えーえーえーエエねん♪
あ……エンディングテーマがかかったので、終わりにしますぅ。
もし宜しければ、こんな駄文なエッセイを読まれた方の一人でも『ガキ英雄譚』を読みに来てくれたら嬉しいなぁ!
『ガキ英雄譚』はめっちゃ面白いぞ!!
マジで! めっちゃ面白いから~~!!
よろしくね(^ー^)
ビーグルの頭痛の伴う執筆日記 ビーグル @gaki-eiyuutan
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