自分の小説に入り込んだ!

自分の小説に入り込んでしまった主人公と彼が作ったキャラクター達の冒険劇。

非常にテンションが高く、コメディタッチで物語自体は進行していく。作品の空気感的にはチート系を想像するかも知れないが、意外なことにそんなことはなく物語の展開や進行は丁寧。

所謂メタネタを多用する物語ではあるのだが、それが自作小説の話と言うこともあってか妙に説得力があって納得してしまうのが本作の特徴の一つ。

加えてこの作品ならではの大きな魅力が、登場するキャラクター達。

個性的で気のいい奴等が多く、気持ちよく物語を読み進めることできる。