エピローグ
「ハオちゃん、今日の給食とても美味しいですわね!」
あれから数日経ちました。今はみんなで仲良く給食を食べています。
もうヨクボウの脅威はありません。とても平和な中学生活の真っ只中です!
「カレー美味しいんだよ。髪留めにも見せてやりたかったんだよ…… ちょっと塩辛いよ」
それはそうです。ハオちゃんの涙がカレーに滴っていたのですから。その様子にメオちゃんは、「メソメソしない!コレをあげますわ!」と、自分の福神漬けを、ハオちゃんのお皿に乗せました。
その色は無着色の茶色です。埴輪な色です。
「メオちゃん、ありがとうだよ。元気が出たよ」
そう言うと、ハオちゃんは机の中から何かを取り出しました。 なんでしょうね?
あっ!そこには二人の魔砲で破壊した埴輪の髪留めのカケラが…… つなぎ合わされて元の形に戻りつつあります!
「もうすぐ完成だよ」
ハオちゃんは米粒を髪留めのカケラに塗りつけて、くっつけています! 顔の部分が完成しましたね!!
「早く完成するといいですわね。私も協力しますわ」
二人は顔を見合わせて、『ふふっ』と笑います。
誰にも知られない魔砲少女達の戦いは終わりました。その崇高な自己犠牲の上に成り立つ平和を享受する生徒達。
そんな生徒達の顔は笑顔で溢れています。
しかしッ!その時!! なんて事でしょう!!
とんでもない事件が起こりました!!
『ヒャッハー!! 俺は昼休みのゴウヨクだゼェ!?
ゴウヨク?!ハンムラビ?! それは一体!? ハオちゃん……は、もう……
『おおおおお…… ハオよ。何をやっておる。
……変身するんじゃろ?』
「かッ?! 髪留めが喋ったんだよ!」
「ふふっ、ハオちゃん!二人でやりますわよ!」
–––– ええ、願いは届きます。きっと。
二人を包む光は逆光。 その輝きは学校全体を包みました。 その優しく、温かな想いは、きっと皆んなに届く事でしょう。
「ハオちゃん!! 超!覇王モードだよぉぉぉ!」
ハオちゃん? いい感じの流れだったのに…… あらあら、巨大化して校舎を破壊しちゃってますよ!
でも……お帰りなさい! 笑顔が素敵な、私達のヒロイン!
【エンディングテーマ】
魔砲少女は永遠に
〜♪♪(前奏)
また髪留めが砕けちまったよぉ〜!!
(そりゃあ、あの勢いで触れるとそうなりますわ…)
♪〜 アッシは走るよ。文房具店に〜
やっぱり米粒よりボンドだよぉ! 〜♪
【制作】
アイフォン
【シナリオ】
なかと だけじゃない。
ハオちゃんの半分は、皆さんの
コメントからできています。
♪〜 接着剤見つけたよ!
お金は…… 持ってないんだよぉ♪♪
(
【キャスト】
埴輪ハオちゃん
女庭メオちゃん
ヨクボウの皆様
カンジョウ(CG)
埴輪の髪留め
今まで頂いた皆様のコメント
他多数
【衣装】
クラファンで調達予定
♪ おおお……ハオよ。ゴウヨクが襲ってくるぞぅ〜♪♪
ところでメオちゃんはどうして魔砲少女になったんだよ?(ダヨ)♪
それは、ヒミツ(デスワ)♪
【スペシャルサンクス】
読んでくれた皆様
コメント頂いた皆様
(※コメント欄参照)
♪♪ アッシは今日も変身するよ!
ハンムラビとやら…首を長くして待ってるんだよ!!!〜♪♪
♪♪ ハオちゃん、『洗って』が正解ですわ♬
究極魔砲♪『ありがとう!!』を君に♪♪
心を込〜め〜て〜♪
甘い『魔法』が届きます様に♪
(
(
(
最後までお読み頂き、有難う御座いました!
【 Fin 】
またいつかお会いできる日を夢見て。
続! 埴輪なアッシはハオちゃんだよ なかと @napc
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