命の重さを考えさせられる連作短編

ぜひ『プギーの憂鬱』から読んでいただきたいです。
どこにでもいる少年プギーとその家族の身に起きた悲劇。

欲望のために命を奪う人間の愚かさが童話的なやわらかいスタイルで語られます。
少年の目を通して描かれる理不尽な世界に、戦慄せずにはいられません。