うわぁぁぁぁぁこれは予想外の展開でした!!ひえー面白い!
あああでも弥二郎…好きです(´;ω;`)誰かを想いながら悲劇に突っ走ってしまう展開、大変胸に来るんですよねえ。
四肢を潰されて川に流され死んでいく感覚に共感してしまった服部くんもよく耐えたなぁと思います。強くなりましたね。
せめてあの世で一緒になれますように。・゚・(ノ∀`)・゚・。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
わーーーいい反応いただいて嬉しいです!!
弥二郎、辛いですよね……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) 自分が殺されたことより、大事な人を助けられなかったことの方がずっと苦しかったでしょう。
服部少年にしても、生きている限り「殺される感覚」なんて味わいようもないので、かなりキツかったと思います。
悲劇に引き裂かれた二人、ゆっくり休めるといいですよね。。
なんと切ない……。
自分自身に向ける思いよりも他者に向けるそれのほうが強いと常々思っているのですが、今回は特に大事な人を助けられないというもうどうしようもない負の感情でしたね。当事者はもちろん、その感覚を受信した服部くんの感じかたが、なんかもう、すごかったです……!
毎度のことながらこの大人二人が霊の無念に寄り添いながら対応する場面は胸がきゅっとなります。
最後の、樹神先生の名前そのもののような声の表現には惚れ惚れしました!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ものすごく救いのない真相になってしまいました。
仰る通り、他者へと向ける感情って強いですよね。弥二郎は例え殺されなくとも、きよを失った時点で生きる気力をなくしていたはずです。
これをダイレクトに受信した服部少年、かなりキツかったでしょうね……
強い大人二人であっても、今回はこのくらいのことしかできませんでした。
樹神先生、ちゃんと師匠らしいところを見せられましたね。決める時は決める人でした。
昔は、天災から身を守る方法がなく、代わりに残酷な不条理な風習で解決しようとしていたので、その犠牲になった人やその周りの人たちの怨念が、渦巻いているのでしょうね……。
こんな負の念を共感してしまったら、服部くんじゃなくても、危険だと思います……。
本当に、悲劇がもう怒らないことを、祈るばかりです……。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
科学の理論がない世界では、人の手でどうにもできないことは神の仕業だったんですよね。
生贄もむごい風習ですが、災害で命を落とす人も相当いたと思います。いろんな負の念があったはずです。
服部少年、ちゃんと戻ってこられたので、成長してるんですよね。ただ今回、受信したものが激重でした。
現代でも、大災害には太刀打ちできませんね。疫病にも……
やはり神に祈りたい気持ちになってしまいますね。
これはもう……っ(つ﹏<)・゚。
読みながら、ぼろぼろ涙が出てしまいました……っ(つ﹏<。)
せめて彼岸で二人が穏やかに眠れますように……っ!(>人<)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
なんだかいつも綾束さんを泣かせてしまっているような気がします(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
いつも深く感じ入ってくださって、ありがとうございます(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
分かりやすい悪人がいない、どこにも矛先を向けられない感情はそこにとどまって渦巻いているしかできなかったんでしょうね。本当は生きているうちに一緒になって欲しかった……
でもこんな凄惨な出来事もなかったことみたいに川は流れていくんだなと、現実に戻った時に感じました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
恐らく、弥二郎自身も「水害を避けるのに生贄は仕方ない」と思っていたんだと思います。でも、それが何もきよでなくても良かったのに、と。せめて同じところで安らかに眠ってほしいですね……
>こんな凄惨な出来事もなかったことみたいに川は流れていく
そう感じていただけて嬉しいです!
実は本作で伝えたかったのは、そういうことかもしれません。
こんばんは。
……ああ、なるほど。なんとも言葉になりませんが、少年の言った通りかなと思います。
できるはずだったのに、できなかったこと。それは当人にとって、しなかったことになってしまいますね。
村の人々へと同じくらい、自分にも向けられた憎悪があったでしょう。
ただ、無意味で非科学的なことと村人たちを責めるのは現代の無責任な目線になってしまいますね。
弥二郎も生贄が必要なのは分かっていて、それがどうして自分の大切なきよなのかの答えがほしくて。
足を潰され、目を潰され、きよを助けられないと分かっても、村人たちの行為を完全には否定できない。
そんな思いがより強く、助けたいと凝り固まったのかもしれませんね。すべては遠い昔のことで、今さら何をひっくり返すこともできませんが。
少年は自分と重ね合う部分も多いでしょう。先生に怒られるとか気にせず、百花さんに縋って良かったのに。
ともあれ解決に向かうでしょうか。悲しいことがもう起こりませんように。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
記憶を覗くという形で当時の出来事を体験してしまった服部少年にとっては、他の誰よりもやるせなさが強いでしょうね。
弥二郎の自分自身に対する後悔もあったでしょうし、いろんな不条理への割り切れない思いもあったでしょう。
>弥二郎も生贄が必要なのは分かっていて、それがどうして自分の大切なきよなのかの答えがほしくて
あああ、まさしくそうなんですよ。
だから身代わりも用意したりしてたんですが、それが仇となってしまいました。
遠い過去の、しかも当時においては是であった出来事。
現代において、できることはほぼないんですよね……
百花さん、たぶん思う存分よしよしなでなでしてくれたと思うんですけどねぇ。
このシリーズでいろんなパターンの事件を書きましたが、ここまでどうにも選択肢がないのは初めてで、どういう結論へ持っていこうか少し悩みました。
次で最終話です!
陽澄すずめ様
ここには悲恋の物語があったのですね。
きよさんを助けたいという弥二郎さんの念だったとは。あの唄の歌詞のように自分の身体が痛めつけられて、助けたくても助けられない無念さに心を抉られます。
どうか、あの世できよさんと一緒に安らかに…と願います。
ところで朔くん、百花さんじゃなくて樹神先生に縋り付く選択肢はなかったのですか!?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
謎多き『つぼどん』の歌には、こんな真実が隠されていました。(どれだけ調べても本当に歌の意味が分からなかったので、私なりの解釈で落とし込みましたが……)
当時の状況を思えば仕方なかったとはいえ、惨いですよね……弥二郎さん、さぞ苦しかったでしょう。せめて安らかに眠れるといいですよね(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
たぶん服部少年のことなので、仮に先生がウェルカムモードでも、急に正気に戻ってばっさり断りそうですね!笑
はー……。
闇ぃ……。
こういう切ないの、ぐっと来ますね……。そっか、生贄視点で捉えたからよくなかったか。
犬を埋める、にも意味が(まだまだだなぁ、僕も)。
大切な人が生贄にされる。身も心もズタズタにされそうな経験なのに、さらに本当に身体中ズタボロにされて、捨てられる。
歌の通りに。それも、昔から歌っていた、愛する人と歌った歌の通りにされる。
辛かったろうなぁ。
心がしくしくします。
誰も悪者なんていないけど、圧倒的な悲しみはあるわけで、誰のせいでもないけど、とにかくひたすら辛くて、辛くて、吐きそうなほど苦しい。
僕がこの念に(弥二郎にもきよにも)言葉をかけるとしたら何だろうって考えましたけど、答えが出ませんね……。ただ、心理学の臨床的な場面では患者の全てを受け入れることが優先されるので、ひとまず辛かったね、と……。それから僕らしさを付け加えるとしたら、辛さを感じながら見た世界に偽りはないから、悲観した時に見たものに余計な希望や憶測は一切ないから、きっとあなたは、今だけは真実を見ています。だから安心して絶望してください、って言うのかなぁ。今まで抱えてきた辛さを否定するのではなく、そうしたネガティブな気持ちも肯定してあげたいです。
何か僕、すずめさんの作品を読むようになってから情緒が豊かになった気がします(不安定? ともいうのかな? まだ発展途中)。
こうした作品を書く以上は生きづらいことや苦労を感じることなどがあったでしょうに、こうやって形にしてくれて、本当にありがとうございます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
「自分を助けてほしい」という感情より、「大事な人を助けたい」という願いの方が、叶わなかった時に残る無念は遥かに大きいでしょうね。
二つ前の話で、服部少年が「人は飲まず食わずで7日も生き延びられるのか」と言ってたんですが、私の発想の種がまさにそこにありました。
本件に関していくつか違う資料を見たんですが、どれもだいたい7日間くらい娘が生きていたような記述になっていて。もしや誰か飲み水でもあげてたんじゃないかなと想像したのでした。真実は分かりませんが。
弥二郎も、水害を防ぐのに生贄が必要だとは思ってたんですよね。だからこそ身代わりも用意したんですが……
さぞ辛かっただろうと思います。
そうですね。この時の不条理や悔しさ、哀しさは、紛れもない真実なんですよね。
大切な人を想えばこその感情でした。
樹神先生には彼の心を蝕むネガティブな感情を解放する力がありましたが、念仏とかはきっと負の心を認めて鎮める教えのような気がします。
大変嬉しい言葉を、ありがとうございます!
私の作品からいろいろ感じ取っていただけて、すごく嬉しいです!
感動で、本当に涙がでました。
弥二郎もきよも、可哀想すぎて、誰も悪くないのに、こんな辛い思いをしたかと思うと、そして、最後の共に眠れに、泣いてしまいました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
また、素晴らしいレビューも感激しました(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
誰も悪くないというのが辛いところですよね。誰を責めたらいいのかも分からない……
樹神先生の選んだ手段では、二人の魂を完全に救えるわけではありませんが、せめてもの願いですね。
この返信書きながら私も泣きそうです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
つぼどん。
たんにホラーな童謡ではなかったのですね。
なんとも悲しい二人の思いです。
滅するのでなく、救うことができて良かったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
『つぼどん』は実在の童歌なのですが、調べても意味や由来などが定かではなかったので、この物語なりの解釈をしてみました。
自分が殺されたことより、大事な人を救えなかったことが強い想いとして残ってしまいました。
せめて安らかに眠ってほしいですね。