中盤、男がパーティーメンバーに入ってから一気に魅力的に。盛り上がっていってからの終盤の展開で熱くなって、最後とエピローグでしんみり。尻上がりに面白くなっていくので一気に読むと気持ちいい。エピローグのあとの蛇足は蛇足なんですが、個人的には必要な蛇足。
両親を亡くし、辺鄙な田舎で叔父さんと二人きりで暮らしていた少年は、いつも行く花畑で一人の少女と出逢う。魔女に囚われ奪われた身体を取り戻したい少女の願いを叶える為に、少年は旅に出ることを決意するが……続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(89文字)
導入は感じ入り、終盤は心震わせながら、楽しませていただきました。背負うものの尊さと、それがための困難。シンプルなテーマなのですが、それだけでも魅力のある冒険、あるいは戦闘の描写の中、主人公…続きを読む
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