空想技術投入家
バブみ道日丿宮組
心
あらゆる事柄をサーチし理解できるのであれば、思った通りの行動をさせることもできるって。
それこそ世界を変えてしまえるほどの力。
私の中にあるそれは、どうにかすれば地上を支配しかねないもの。
でも、私はそんなことに力は使わない。
ピンク色ーーえっちなことに使ってる。
その能力の一つはサーチ。
人が男なのか、女なのかをサーチによって、身体つき、位置などを理解する。
そのまんまだね。
思考をサーチに置き換えて、空間を調査する。
膨大のデータからさらに細かくサーチをして、絞る。
「……うん」
今日はこっちかな。女子高生が少し多い。
小学校までのルートを変更。閉まってる商店街を突っ切るルートだ。寒くなった季節、横風に吹かれない道だから、女子高生以外も歩いてる。
それは障害にはならない。
我心に迷わず。
白の帽子を被り、商店街に入る前に軽く準備運動をする。
「よーい」
どんと踏み込みと、目標点だった女子高生のスカートに向かう。
音速とまではいかないけれど、風のようにスカートを捲った。
合計で5人のスカートが次々に舞う。
振り返り、色と形を確認。
ピンク色の声が次に響いた。
子供パンツ、大人パンツ、そしてノーパン、ブルマ、ガーターベルト。
太いふともも、小さなヒップなどなど。
まさに素晴らしいの一言。
私の性別は女。身につけてるのは帽子と子供服。
年齢は小学生(転生してリセットされた。もともとは高校生)。
小学生は罪に囚われることもなく、好きにスカートめくりを繰り返せるのが魅力的。小学一年生をまじめに怒る人はそうそういないだろう。
それに容姿が別人に変わる帽子もある。
転生するときに神様からもらったもので、これはえっちないたずらをするのにちょうど良かった(他にも使い道はあるのだろうけど、今のところ見つかってない)。
ちなみに転生した理由はよくわからない。
事故死して天国に行ったら暇だからと、地上に戻されたのだから。そんな適当な神がいていいのかとも思ったが、何かをいう前にはもう転生は終わってた。
地上で目を覚ますと、自分は幼稚園児だった。
何をするのも二回目ということもあり、順調に登園を続けた。あまりにも変化がなかったからか、ある時心の中に神様が降りてきた。
『お前にはとある帽子を出す能力、そして物体を把握して透視するサーチがある』
一体何のことなのだと言おうと思うと、やはり神様は消えてしまった。
理解は一瞬だった。
帽子を想像すると、手元に帽子が生まれた。サーチは目の前の人物について情報を知りたいと思ったら、情報がでてきた。
試したのは母親。
見た目がそうだったが、やっぱりおっぱいが大きかった。数値で見れるとまた違ったもののように感じた。これを吸える父親が羨ましかったが、幼稚園児前ならもしかしたら吸ってたかもしれない。どうせならもっとはやくに転生させてほしかったよ、神様。
白い帽子。
帽子はかぶるまでは他人に見えない。かぶれば容姿が別人の若い子どもに変わる。その変化は同じじゃない。
『白の帽子をかぶってるやつがきたら、パンツは捲り上がる!』
そうこの街では噂され、実際に行われてる。
そのたびに男どもはひたすら喜びめいて、トイレに駆け込む。
男は一度大きくなったものを鎮めるのは大変だよね。転生前は男だったので、毎日何回もの賢者タイムを体験しててさ、理解度は高い。
今は女なので賢者タイムはない。代わりに潮吹きというのを取得したが、掃除が大変なのでいろいろと検討中。お風呂ならいいけど、布団だとおもらししたのかって思われるのでちょっと両親に悪い。低学年っていう年齢だから、怒られはしないんだけどさ。
幼いってことで当たり前だけど、毎夜おむつを履かされる。子どもであっても子どもじゃないんだけどね。おもらしも地上に戻ったときから一回もしてない。
たまたましてないだけだと、親が思ってるからそういうことにしておこうと思う。おねしょの感覚はちょっと気持ち良い感じはするけどね。
自分自身をいじるよりも相手をいじるるほうが良かったのから、友だちの性的学習を率先して行ってる。
学校で友だちの胸を揉み、『股間を見せて』って中の確認。その感度を把握する。本当にすばらしい日々を過ごしてる。小学生って若いのに凄いんだね。
何人かの男子は抜いてあげた。誰しも初体験で、すごく痙攣して可愛い声をあげてたよ。ちなみに帽子をかぶった私による射精大会なので、不明の小学生にイカせられたって話。正体がバレるということはない。意外に女っていうのも悪くないかもしれない。生理がどんなものかはまだわからないけれど、帽子を応用すればどうにかなるかもしれない。
ちなみに私の処女は誰にも一切あげてない。痛いって聞くし、するなら、女の子と貝合せの方がいい。
まだまだ小学生にはそういった知識はないと思うので、温めてる最中だ。
帽子の力は変身だけでなく、持ってない知識を得たり、相手の記憶を改ざんしたりと、結構チートなものも入ってる。
帽子のことは全部を理解してるわけじゃないから、もっとあるかもしれない。試す対象を自分にすれば、いくらかわかるかもしれないけどあまり試したくない。
でもね、媚薬は作ったよ。
女の子を究極に気持ちよくさせたいなと帽子を被って考えてきたら、作成法が頭に浮かんできたんだ。
ちなみに記憶の改竄は、危機回避で知った。
いかにスカート捲りに特化した状態であっても、警察というのは対策する。街の中に変質者(スカート捲り魔神)がいるとなれば、多少なりとも警戒する。
あれはあまりサーチをして警戒してない時で、警察がすぐ近くまできたんだ。『どうしようどうしようと』帽子を脱いだり被ったりを繰り返して、最終的に『近づかないで!』って念じたら遠くに離れてくのがサーチでわかったんだ。
これは使えそうと思って、サーチで中学生と高校生を探して、記憶の改竄で私を好きと思わせる。
そうすればデレデレとした感じになって、大人の関係を持つことができたよ(私からの一方的な愛だけど)
媚薬は中学生と高校生に飲ませて色々した。調達するのが結構大変だから、男の大人に買ってきてもらったり、拾ってきてもらったりしてるよ。こういうのは男の方がいろいろと捗るからね。
記憶の改竄ができなければ、まずできないけど。
そんなこんなんで、転生ライフを満喫してるはずだったのだ。
目を開けると知らない天井が見えて、身体はいっさい動かなかった。
自分は転生したはずなのに、どうしてこんなところにいるんだろうと思考が走る。少し頭を動かせたので、窓の外に目を向けてみれば、今日捲ったはずのパンツが空を飛んでた。
今までのことは全て夢だったのか。心の中であったのか。判断材料が少ない。起きたことを教えるナースコールも押せない。いつ看護師がやってくるかもわからない。
どうすればいいのだろうか。
そうだ。
帽子とサーチ。
その2つが存在するのであれば……そう思いながらやがて瞳が閉じた。
空想技術投入家 バブみ道日丿宮組 @hinomiyariri
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