夏場にトレンチコートを着て深夜の公園をウロウロしていたら、職務質問をされて警察官十人以上に囲まれた件

みすたぁ・ゆー

夏場にトレンチコートを着て深夜の公園をウロウロしていたら、職務質問をされて警察官十人以上に囲まれた件

 

 本格的な夏の到来が間近に迫った6月上旬、俺は深夜の町へと繰り出した。


 目的は脇腹に付いてしまった無駄な脂肪を落とすことと全身に筋肉を付けること。そのため、これからジョギングにいそしもうというわけだ。


 寒さが苦手な俺は冬から春にかけて外出の機会が減り、運動不足となったことで体脂肪が激増してしまった。そしてもうすぐ俺の通う高校では水泳の授業が始まる上、プライベートでは友達たちと海へ出かけることも多くなっていく。


 当然、男子はもちろん、特に女子のクラスメイトに対して風船のように膨れた俺の醜い肉体ボディを見せるわけにはいかない。いくら成績も運動神経も平均以下で、年齢イコール彼女いない歴16年の俺であっても見栄ってものがある。


 もちろん、そのためにはジムなどへ通うのが最適なんだろうが、俺の小遣いではそれは無理。そうなると自宅内や近所で運動をするしかない。


 だからといってダイエットのためにジョギングしている姿を知り合いに見られるのは恥ずかしいし、努力をひけらかすのは己の信念ポリシーに反する。それに昼間は学校があるし、通行人と接触する可能性も高い。


 そこで俺は深夜にジョギングをすることを決めたわけだ。




 服装はフード付きのスポーツウェアにスニーカー。いずれも長く使っているということもあって、あちこちに穴が開いていたり汚れがこびり付いていたりする。それを縫うなど補修をして使っているので、ハッキリ言って見た目はかなりみすぼらしい。


 新調しようにもそのお金なんてないのでこれで我慢するしかない。


 ただ、俺はここで何か良いアイデアはないものかと対策を考え、ついに素晴らしいことを思いついた。それはスポーツウェアの上にトレンチコートを羽織るということだ。


 それなら前面を閉じてしまえば外側からスポーツウェアの継ぎ接ぎが見えないし、発汗の効率も高まって一石二鳥。唯一の欠点は季節外れのコーディネートという点だろうか。


 我が高校のファッションリーダーを自称する俺としては、やや抵抗があるが仕方がない。


 ちなみにその枯れ草色のコートは俺以上に肥えてしまってサイズが合わなくなった父の持ち物で、衣替えに合わせて捨てようとしているところを引き取った。だから元手は掛かっていないし、酷使して破れてしまっても問題はない。


 さらに顔バレを少しでも防ぐため、ダテ眼鏡とマスクも準備。これは前方から飛んでくる虫対策にもなる。これが俺の深夜ジョギングのスタイルだ。


「――さて、今日もがんばって走るぞ!」


 気合いを入れた俺はいつものように自宅を出発し、隣町の大きな公園へ向かった。一週間前から毎日その場所で、20時くらいから22時くらいまで休憩を挟みつつ走っている。


 なお、小川に沿って造成されているその公園内には片道が約1キロメートルくらいの遊歩道があって、俺のほかにも老若男女を問わずジョギングやウォーキングをしている人たちがいる。もっとも、街灯が少ないせいか薄暗くて、夜間に走っている人の数はかなり限られているが。


「はぁっ……はぁっ……」


 遊歩道に到着し、走り出すとすぐに全身から汗が噴き出してくる。6月ともなれば気温も湿度もそれなりに高いのでそれも当然だ。なにより、トレンチコートを着ているのだからこれで滝のような汗をかかない方がおかしい。


 だからこそ、脱水症状にならないように気を付けなければならない。特に俺の場合は脂肪の燃焼と筋肉の強化が目的なので、体の不調を防ぐためにも適度に水分を補給するのはむしろ大切になってくる。グラム単位の減量が主目的となるボクサーとは違うのだ。


 そしてこういう時、町の中というのはありがたい。あちこちに飲み物の自動販売機が設置されているから、喉が渇いたらそこで買えばいい。そのために500円玉をスニーカーの中に仕込んである。また、ポケットの中には『便利なアイテム』も入れてある。


「ふぅっ……気持ちぃい……っ!」


 運動して汗をかくと、こんなにも清々しい気分になるのはなぜだろう。水分や塩分などと一緒に、心の穢れまで体外に排出されているのだろうか。


 いずれにしてもまだまだ気力も体力も万全だし、無理しない範囲で少しずつスピードを上げていこう。


 ――と、ギアを上げていこうと考えていた最中のこと、不意に前方に強烈な光が輝いて目の前が真っ白な世界に包まれる。


 あまりの眩しさに俺は思わず足を止め、顔を横へと背けた。さらに手で目の辺りを覆いながらその光源の方向の様子を窺う。


 どうやらふたり組が懐中電灯で俺を照らしているらしい。そしてそれから程なく目が慣れてきてその連中の正体に気付くと、俺は驚愕して心臓が止まりそうになる。



「け、警察っ!?」



 そこには制服姿の警察官がふたり佇んでいた。ひとりは20代半ばの男性で、もうひとりは50代くらいの男性。その傍らには後部の荷台に白い箱の付いた警察用自転車が2台停められている。


 彼らはゆっくりとこちらへ歩み寄ってくる。俺は別に悪いことをしているわけではないが、相手が警察官となるとどうしても身構えてしまう。


 かつて俺は町を歩いている時に高慢な態度の職務質問を受けたことがあり、それからというもの彼らが苦手――というか嫌いなのだ。だから今も体が強張り、緊張で思わず唾を飲み込む。




 …………。


 ……いや、確かに悪いことはしていないがこの状況はマズイかもしれない。というのも、未成年者が深夜に出歩くのは自治体の条例で禁止されていたかもしれないと思い出したから。


 だからといってこの場から逃げ出せば、あらぬ疑いまでかけられてしまうかもしれない。


 まぁ、そもそも彼らの威圧的な空気とこれまでのジョギングによる疲労で足が震えて、動くことなんか出来ないけど。


「こんばんは。お話を聞かせてもらってもいいですか?」


 若い警察官がニコニコしながら声をかけてくる。でもあの笑顔に騙されてはいけない。瞳の奥には俺に対する疑いの念を潜ませているに違いないのだ。だって疑っていなければ声をかけてくるはずがないから。


 だから俺は牽制するように警官をじっと見つめながらポツリと呟く。


「……何か用ですか?」


「こんな夜遅い時間に、キミのような若い子がウロウロしているから気になってさ。家出って可能性もあるし」


「家出じゃありませんよ。体を鍛えるため、ここの遊歩道で走っていただけです。昼間は学校があって時間がないので、この時間に走ってるんです」


「そんな格好で? この季節にトレンチコートを着て走るの?」


 あくまでも冷静に訊ねてくる若い警察官。意外にもあまり驚いていない。さすが普段から様々な犯罪者やその予備軍と接しているだけあって、ちょっとやそっとのことでは動じないということか。


 ただ、その質問内容は僕に対して失礼というか、気遣いというものを考えてほしいとも思う。上から目線で言われているような印象も受けるし。


 だから俺は若い警察官を睨み付け、やや語気を強めて言い放つ。


「どんな格好をしようと俺の勝手じゃないですか。スッポンポンで走ってるんじゃないんだから。これは効率よく汗をかくために着込んでいるんです」


「でもさぁ、やっぱり気になっちゃうよね。まさかそのコートを脱いだら下半身が露出してるってことはないよね。さすがにないかぁ。でも一応、ちゃんと下に服を着てるか調べさせてよ」


「俺のことを変質者と一緒にしないでくださいよ。あなたの趣味や妄想には付き合っていられません。失礼します」


 さすがに苛立ちが限界を超え、俺はその場から立ち去ろうとする。でも若い警察官は両手を横に広げながら目にも止まらぬ身のこなしで体を乗り出し、俺の進行方向をガードする。



 ――何そのサッカーマンガに出てくる天才ディフェンダーみたいな動き。


 しかも振り向いてみると年配の警察官がしっかり俺の後方をガードしていて、踵を返すわけにもいかない。警察官たちの連携はバッチリだ。


「ちょっと待って! キミの学校はどこ? 高校生? 身分を証明するもの、何か持ってる?」


「身分証明書なんか持ってジョギングしませんよ。それに学校がどこでも良いじゃないですか。答える必要があるんですか? そもそも人にモノを訊ねる時は自分からでしょう。あなたこそ本物の警察官なんですか? こういう時って警察手帳みたいなものを提示して、何署の誰さんか名乗るもんなんじゃないんですか?」


 俺の怒濤の猛反撃に、若い警察官は明らかな不快感を表情に滲ませた。そして渋々といった感じで胸ポケットに手を伸ばし、そこから顔写真付きの身分証を取り出して俺に提示する。


「……川手かわのて中央署の古賀こか剣緑けんりょくと言います」


高浦たかうら啓治けいじです」


 若い警察官の古賀さんに続き、年配の警察官である高浦さんも身分証を提示しながら名乗ってくる。


 ただ、高浦さんの方はさすがベテランといった感じで、さっきからずっと笑顔のままこの場の対応をしている。心の余裕も冷静さも古賀さんとは大違い。やっぱり踏んでいる場数が違うんだろうなぁ。


 それとさっきから口出しをしないのは、若手に経験を積ませる意味もあるのだろうか。俺にはどうでもいいことだけど。


「職務質問って任意なんですよね? だったら俺は何も答えたくありません」


「なんで答えたくないのかな? あるいは何か危ないモノでも持ってるとか?」


「別に後ろめたいことなんてないし、危険物も持ってません」


「だったらいいじゃない。名前くらいお巡りさんに教えてよ。それと持ち物検査もさせてもらえないかな」


「以前、警察官に嫌なことをされたので警察が嫌いなんです。協力する気はありません。令状を提示されたら話は別ですが」


 俺は頑なな態度を崩さない。


 するとそんな俺の様子を見た高浦さんがここで動き、少し離れたところへ移動して無線機を使う。全ては聞き取れなかったけど、どうやら応援を呼んでいるようだ。


 それにはさすがに俺も焦りを感じつつ、その気持ちを悟られないように平静を装う。


「同業者として昔のことは謝るからさ。ね、教えてくれたらすぐ終わるから。持ち物検査だって服の上から軽く触らせてもらうだけだし。いいじゃん、それなら」


「…………」


「素直に従ってくれたらあっという間に終わるよ。むしろごねたらいつまで経ってもこのままだよ」


「…………」


 高圧的になったり馴れ馴れしくなったり、そうしたヒトを舐めたような古賀さんの態度にカチンと来た俺は何も答えなかった。


 黙秘権というものとは厳密には違うと思うけど、言いたくないなら言う必要がない。強制されているわけじゃないんだから。


 もちろん、さっさと話して持ち物検査も受け入れればすんなり終わるのは分かってる。


 でも古賀さんの態度を見ていると俺に対するリスペクトが感じられなくて、素直に聞きたくなかったんだ。


 事実、古賀さんはやれやれと深い溜息をつき、本性とおぼしき腐った魚のような目を俺に向けてくる。


「実は最近、この近所で夜に下半身を露出するヤツが出没するらしくてさ。それでお兄さんの格好を見た近所の人から通報があってパトロールに来たってワケ」


「やっぱり俺のこと、疑ってるんですね」


「何もないならさ、名前を教えてよ。持ち物検査もさせてよ。協力して、ねっ?」


 俺たちの話はいつまで経っても平行線のままで、埒が明かなそうだ。


 一方、このタイミングでパトカーが新たに2台到着して、中から応援の警察官がふたりずつ、計4人が降りてこちらにやってくる。


 暗闇の中で周囲を照らす複数の回転赤色灯。なんだか大ごとになってきた。近所の住民は窓から顔を出したり外へ出てきたり、さらに通行人がこちらを訝しげに見ている。


 このままだとさらに目立ってしまう。それは俺としても困るので、今回は仕方なく古賀さんの要求を受け入れることにする。


「……分かりました。名前は片平薬王。16歳。通っている学校は市立谷場井やばい高校。これでいいでしょ。身分証明書は持ってませんけど、調べて照会すれば嘘じゃないって分かるはずです」


「ありがとう、片平くんね。じゃ、まずはトレンチコートを脱いでもらえる? そのあと服を手で触って持ち物を調べさせてもらうから」


「仕方ないですね。でも股間とかお尻は優しく触ってくださいよ。感じちゃったら困るので」


「ははは……」


 古賀さんは当惑したような表情で微苦笑を浮かべていた。


 せっかく少しでも空気を和らげようと思って俺は冗談を言ったのに、なんとも薄い反応だ。大笑いするとかツッコミを入れるとか、もう少し明確に反応してほしいものだ。


 その後、俺はトレンチコートを脱ぎ、それを隣にいた高浦さんに手渡した。彼がトレンチコートを調べる担当らしい。


 そしてスポーツウェア姿をふたりに見せつけ、口を尖らせながら愚痴る。


「ほら、トレンチコートの下にはちゃんとスポーツウェアを着てるでしょ? 継ぎ接ぎだらけで恥ずかしいから脱ぎたくなかったんですよ」


「そういうことだったのかぁ。でも暗いからみんなそのことに気付かないだろうし、そんなにジロジロ見ないんじゃない」


「……あっ! そ、そっスね」


 高浦さんに言われて初めて気付いた。


 確かにその通りかもしれない。自宅で着替える時は部屋が明るいから継ぎ接ぎが目立っていたけど、こうしてここで見てみるとそんなことはほとんど分からない。それこそ距離が何メートルか離れたら判別はほぼ不可能だ。俺はあらためて納得して大きく頷く。


 一方、その間に古賀さんは俺の体を両手でポンポンと軽く叩きながら持ち物検査をしていく。


 すると程なくポケットの辺りを叩いたところで彼の動きが止まり、わずかに首を傾げる。


「あれ? ポケットに何か入ってるね? 取り出してもいい?」


「どうぞ、ご自由に」


 それを聞くや否や古賀さんはポケットに手を突っ込んだ。俺としてはその行為がちょっとくすぐったい。


 そして彼は中から何かを取り出してそれに視線を向けると、大きく息を飲む。途端に表情が強張り、俺をタカのような鋭い目つきで睨み付けてくる。


「この透明な小袋パケ、中に入ってる白い粉は何?」


「もしかして麻薬とでも思ってるんですか? 違いますよ」


「じゃ、これは何? 自分の口で言って」


 古賀さんはすっかり責めるような強い口調に変わっている。高浦さんや周りにいたほかの警察官たちも一様に俺を冷たい視線で睨んでいて、みんな雰囲気が怖い。空気はピリピリとしていて居心地もすこぶる悪い。


 さらに警察官のひとりがパトカーの方に走っていって、どこかに何かの連絡をしようとしている。まさかまだほかにも警察関係者を呼び寄せようとしているのだろうか?


 そんな感じで俺が困惑していると、業を煮やしたように古賀さんが目の前に小袋を突き出して言い放つ。


「これっ、何っ?」


「えーと、その、名前を忘れちゃいました。なんだったっけな……」


「覚醒剤? 合成麻薬? コカイン?」


「だから薬物なんかじゃないって言ってるじゃないですか! えーと、あ、そうだっ! 経口補水液だ。経口補水液パウダー。汗をかいたあとに水分補給をする時、自動販売機で冷たい水を買ってそこに入れて飲むんです」


 それを聞き、古賀さんは白い目で俺を見ながら『ふーん』という相槌を打つ。その雰囲気では俺の言葉を全く信じていない感じだ。


 周りの警察官たちも同様。それどころか警察官同士でヒソヒソと何かを話したり無線でどこかへ連絡しようとしたりしている。


「じゃ、確認のために試薬で調べさせてもらってもいいよね?」


「もちろんです。気の済むまで調べてください」


「そうさせてもらうよ。今から担当の警察官を呼ぶから」


 その後、俺の周りにはさらに警察官が呼び集められ、すっかり周りを囲まれてしまった。


 その包囲網はどうあっても逃げ出せないほどで、もし強引に突破しようものなら体が当たって公務執行妨害罪の現行犯で逮捕。問答無用で警察署へ連行され、少なくとも今夜はそちらで外泊ということになってしまう。だからこの場はおとなしくしていることにする。


 やがて麻薬捜査担当と思われる数人の警察官が何かの道具を持って到着し、俺の持っていた白い粉を調べ始めた。そして結果はすぐに出る。



 ――当然、麻薬の反応はなし。



 そりゃそうだ、正真正銘の経口補水液パウダーなんだから。でも何人かの警察官たちは顔を見合わせ、どことなくガッカリしているような複雑な表情を浮かべている。


 いやいや、俺を犯罪者にしたかったのかよ? そこは反応が出なくてホッとするところだろ! 俺なんか大丈夫だと分かっていながらも『もし反応が出ちゃったらどうしよう?』ってビクビクして、それこそおしっこが漏れそうになっちゃってたんだぞ!


 ……あ、おしっこといえばそれも採取され、薬物反応は陰性という検査結果が出ている。




 こうしてようやく俺に対する疑いは全て晴れ、集まっていた警察官たちはパラパラと解散していったのだった。


 最後に古賀さんと高浦さんがその場に残り、申し訳なさそうな顔をしながら俺に向かってペコペコと頭を下げてくる。すっかり平身低頭の姿勢だ。


「いやぁ、ご協力ありがとうございました。ただ、もう夜遅いからそろそろ家に帰るようにね。交通事故に気を付けてね」


 ふたりは停めていた自転車にまたがると、逃げるようにどこかへ去っていってしまった。その後ろ姿を俺は見えなくなるまで見送り、それでようやくその場に平和と沈黙が戻る。


 ただ、もはやジョギングをする時間はない。それどころか早く家に帰らないと朝に起きられなかったり、疲労が残ったりする可能性がある。急いで帰らねば……。


 なんだか今夜は大して走っていないのにすごく疲れを感じて、それがドッと押し寄せてきたような気がする。ゆえに俺はやれやれと肩を落とし、つま先を自宅の方角へ向けようとする。


 ――でもその時、ふと背後に人の気配を感じた俺は何気なく振り返ってみる。






「……え?」


 そこには俺が手に持っているのと同じようなトレンチコートを着た、30代くらいの男が立っていた。


 痩せ形で唇が太くて、脂っこい感じの髪の毛は無造作に肩まで伸びていてあまり清潔感は感じられない。無精ひげも生え放題だ。


 その男はニタリと気色の悪い笑みを浮かべつつ、コートの前側の部分を両手で握ってように押さえている。つまりボタンは留められていないということだろう。


 そしてさらに視線を落としていくと、トレンチコートの下の部分から生足が伸びている。


 状況が全く理解できない俺はポカンとしてその場に立ちつくし、視線は男に釘付けになったまま。



 次の瞬間、目の前で起きた出来事は――。



(おしまいっ!)

 

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