リアリティある文章にいつも魅了させられるのですが、この作品には「リアル」を感じました。本物の実話怪談を傾聴している錯覚に陥り、恐怖感ヒトシオです。よかった…(語彙力)
山の教え、山祇への祈り、知識深い作者さまにより尖がれありありと見せつけられる、嗅げそうな闇。最後の一行まで戦慄をたのしめます。
地質学者が調査のために訪れた扇状地手前の河川跡のテン場。時刻は逢魔時誰かが焚火に当たっていた。ありえない?!徐々に進む恐怖との出会い。ぜひお読みください!
数あるホラー物の中でもこれは怖い。筆者様は纏められなかったと自虐されてますが、そうではない。ここにある恐怖は紛れもない本物。ゾクリと来ますよ。言葉とは如何な用い方が最も効果的かと常日頃悩…続きを読む
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