このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(217文字)
孤独の中にあっては、覆しようのないものがある。けれど個と個がつながり流れとなれば、うねりとなれば、きっと変えられるものがある。そのうねりを生み出す推進剤として、ときに時間と場所を超越して、つなぐエネルギーとして、物語が存在しうる。物書きと一端として、そのエネルギーを信じたいと思います。