善がある限り悪を討つ
『そろそろ行ってみるかゲーツ!!これでウ
イルス惑星も終わりだな!!』
『そうですねぇ〜、ちょちょっと済ましてき
ますかぁ〜!!コンピューターばかりです、
間違いありません!!、とうとう来てしまい
ましたねぇ〜、いやっ、来ましたかぁ〜!!』
二人がそう言うと、セファーンの持つ剣と
ゲーツの持つ盾が光を放ち、ウイルス惑星ま
で瞬間移動した、着いたウイルス惑星のウイ
ルス達は進化のあげく、まるで虫化されたロ
ボットになっていた、本来ウイルスは目に見
えない程小さいはずなのに、欲望が膨らみ過
ぎて大きくしてしまったのか、欲望とは限り
なく出口のない無限の監禁に駆られる。とセ
ファーンとゲーツは思った。
二人が声を揃えて剣と盾を頭上にかざし聖
具から閃光が放たれウイルス惑星のウイルス
の完全消滅となった、これで平和がまた一歩
近づいていった。そしてセファーンとゲーツ
は瞬間移動でケーンとシーンの待つ宇宙船へ
いった。
『だから、俺たちはずっと思っていたんだ、
こんな恋愛おかし過ぎるだろ!!、ブツブツ
・・・、ブツブツたく!!』
『何さっきからブツブツ言ってるんだ?』
『セッセファーン!!、お前いつ戻った?』
『ちょっと前だ!!』
『じゃ〜俺が不満を愚痴っていた事も・・・』
『ああ、聞いていた!!』
『ヤレヤレですねぇ〜!!』
『うっうわ!!。何だ、そっその巨人は?』
(体がデカ過ぎて宇宙船の中で普通に立って
いられないのか?、何て馬鹿でかいんだ)
『ゲーツと申します、お見知り置きを♪ケー
ンさん、貴方のことはササーンさんから聞い
ていましたよん♪』
『俺たちは二人で一つの聖具を操る者として
選ばれた、此れから先、悪がある限り消滅に
努めなければならない、俺はクリアール星に
戻ることが出来なくなってしまった』
『シーン本当にすまない、俺を許してくれ、
でもいつでも瞬間移動でいつでも行けるから
安心しろ・・・すっ好きだ!!』
『セファーン!!、何その格好いい兜から顔
を赤らめてんだぁ〜、ちっとも変わってねぇ
ーなお前は?』
『仕方ないよ、これがセーンなんだから、そ
して変わってほしくないところは変わってな
くて良かった♪』
『取り敢えずクリアール星で挙式を挙げよう
か、私たちの?』
『・・・、そうだな!!、そうしよう!!』
『何がそうだな、そうしようだよ、ったくお
前らには着いていけ〜ん!!・・・、ハハハ
ハッハハハハッハハハハ!!』
『だっダジャレ?ハハハハッハハハハッハハ
ハハ!!』
こうして四人は取り敢えずクリアール星に
戻り、セファーン・・いやっ、セーンとシー
ンの挙式をあげ、クリアール星全員は勿論ケ
ーンとゲーツも祝福を捧げていた。
一方で、企てをする者がいた、それは太陽
系にある惑星だった、その惑星とは何処の惑
星なのか?、その時セファーンの持つ剣とゲ
ーツの持つ盾は薄らと光っていた、その光を
目にした二人は勇敢たる顔つきで互いが頷い
た、そして挙式が終わり、セーンとシーンは
結ばれた。
この物語はまだ続く、平和を愛する者とし
て、此れからの未知なる世界のために、進化
を求める剣と盾、手にした者は使い者となり
羽ばたかなければならない宿命、誠実さと忠
実を持つ者がある限り、この聖具は生き続け
るであろう。
今回、異世界時空空間との出演はシリウス
星の王ファーザー、この男性がスバルが幼い
頃に消息を絶った。
五鷹スバルの父親なのである。
貴方は、この出会いをどう思いますか?決して忘れられない思いがここに、そして誰にも邪魔をさせない、かけがえの無い君に捧ぐ。 Masanosuke @masanosuke
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