歪んだ愛着の行方。


 ボロボロになってしまった、お気に入りのぬいぐるみ。
 幼い頃から一緒にいた大切なもの故に、一緒にいることを選んだ主人公に訪れる愛の行方とは……

 この小説は人を選ぶと思います。
 残酷な描写もありますし、様々な解釈が出来ると思われますので、自分の認識が正しいのかも分かりません。

 それを踏まえて……「すごく良い」と思いました。
 ぬいぐるみに限った話ではないのですが……おそらく長く一緒にいるモノがある方には、結構刺さる内容ではないかなと思います。