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「教えてくださいよ。斉太（せいた｜）さん。あなたこの子の祖父でしょ。」
「いや、だめじゃ。だから正太（せいた）という名の息子にしつけを正しくするよう、促したのじゃ。」
「警官さん。悪いことは言わん。もうこのことには、関わらないほうがいい。」
「ですがね…、政府は早く犯人を捕らえて、少年、東馬（とうま）くんの存在を消すように言われているのですよ。」
「そうじゃのう…。」
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