ブラック・ライフ・リアル

@zuyasi

プロローグ

 「はあ、はあ、ぞ。」

少年は今年で20歳になる。

「よし、これでもう終わりだ。」

とあるマンションの五階の一室に、二つの大きな死体と、泣きながら少年を見つめる子供。

「ねえ、もういないの?」

子供が問いを発したときには、少年は暗闇に消えていた…。

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