いわゆる異類婚姻譚ですが、題材にヒルを持ってくるところが唯一無二のセンスだと思います。悍ましくて、でも魅せられる逸品です!
書き手としては完結させてから掲載派、読み手としても完結してから一気読み派。リアルでもネットでも積ん読しがちな一方、読み始めたら寝食を忘れるタイプ。 コメントや…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(187文字)
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(123文字)
ときめきました。エグみと乙女心を風呂敷に包み、そのまま頬を横殴りされた多幸感がありました。伝奇はこれくらいエグい物です。なので、するっと入り込めました。山蛭様の優しさと可愛さと狂気がたまらない…続きを読む
村の者から疎まれている鰍(かじか)という少女が、山蛭様(やまひるさま)と呼ばれるあやかしと出会い、通じ合っていく物語です。描写がとても丁寧で、しっかりとした文章でお話が運ばれてゆきます。残酷な世…続きを読む
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