花葬
@yukimura_00
第1話
葬儀というのは残されて人間に必要な儀式だ。
日本の葬儀は火葬よりも花葬が主流になった。今日もまた葬儀屋さんに一人運ばれてきた。棺桶には花が敷き詰められてた。
娘は花が好きだっと言うことで花葬を希望された。
遺体に花を植えていく。ご遺族の方にも花を一輪植えていただく。娘の母は胸の中心に父は目に植えた
花葬が終わると遺体は本当に綺麗だった。遺体は家族が持ち帰るか花葬専用の墓所に置くか選ぶ事ができる。ご遺族は花葬専用の墓所を希望された。
専用の墓所は一面が花畑になっている。この花畑は全部花葬した人達のものだ。
私達は花畑の上を歩き、遺体をそっと置いた。時間がたつと彼女もこの花畑の一部になるのだろう。
花葬 @yukimura_00
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます