家出少年が主人公の物語。
「もう絶対帰らない」と深夜バスに乗り込みます。
そこまでなら、割りと普通、な話かもしれない。
しかし、これは、普通の話ではない。
主人公が心が傷ついた理由を描く回で、印象的な台詞「偽善者」……相手が笑いながら楽しそうに吐いた言葉。
その謎。
女子高生が刺された、という事件。
主人公に「隣の席空いてる?」と強引にかかわってきた、同じく家出少女。
その少女は理由ありで……。
人の心の謎。
何が真実? 何を隠してる?
読めば読むほど、話がどう転がっていくか気になり、ハラハラします。
人の心こそ、複雑で不可思議でミステリーです。
これは、一気読みしちゃうんじゃないかなあ。(まだ完結してないけど。)
おすすめですよ。
ぜひ、ご一読を!